ベネディクト・カンバーバッチ、差別用語発言を擁護する声も
デヴィッド・オイェロウォはベネディクト・カンバーバッチが映画業界における多様性を語る際、差別用語を用いてしまったことを擁護している…
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あるテレビ番組の中でイギリス国内の演技業界でまだ多様性が不足していると語ったベネディクトは、黒人の俳優について触れる際「有色人種」という言葉を用いてしまったことから波紋を呼んでおり、デヴィッドはその後ベネディクトに連絡を取り、全力でサポートすることを告げたのだという。
デヴィッドは「ベネディクトをサポートするためにコンタクトを取って、こんなことで波紋を呼ぶなんて馬鹿げてるって言ったんだ」「彼が実際に言ったことを聞けば、彼が全力的に黒人俳優たちを支援していることは明確じゃないか。本質ではなく、そこに攻撃的な用語が使用されたかに人々が目を向けている危険な時代であることの表れだと感じるよ」と語った。
さらにデヴィッドはベネディクトが発言した意見に賛成の意を示しており、演じるという業界において人種による公平さが欠けているとBBC「ニュースビート」のインタビューで語っている。「評判の映画を観ればその事実が分かるはずだよ。実際にその平等性は不足していて、僕らはこの業界における多様性についていま一度話し合うべきだと思うよ」。
「卓越した才能は偏見に対する最高の武器なんだ。僕はその解決のために一役買うつもりさ。そのためには素晴らしい演技を続けてかなければいけないけどね」。
一方でベネディクトは自身の発言に対して謝罪のコメントを出している。「僕がこの時代遅れの用語を使ったことで不快な思いをさせてしまったことを非常に心を痛めています」「この一件により、正確で不快感を与えない正しい用語の使い方が必要であるということに焦点が当てられることを願うばかりです」。
(C) BANG Media International
《シネマカフェ編集部》
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