ダニエル・クレイグの膝負傷で『007』最新作の撮影に混乱
ダニエル・クレイグが撮影中に膝の怪我を負ったことで、『007』シリーズ最新作『007 スペクター』の撮影に混乱がおきているようだ。
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先週同作の撮影中に膝を負傷したダニエルは数日後に撮影に復帰できると予想されていたが、8日(現地時間)に予定されていたスタントの撮影はキャンセルされ、ダニエルの回復の様子を見ながらスケジュールを組みなおさなければならない事態に陥っているという。
ある関係者は「The Sun」紙に対し「ダニエルの怪我が大きな影響をもたらしています。納期を逃しすことは、すべてに遅れがでるため映画業界では悪夢のようなものです」「多くの有名な場所への再予約が簡単またはすぐに行うことができません」「2週間後にはローマに撮影場所が移る予定なのですが、関係者幹部たちはダニエルの回復状況によって予定を組み替えなければいけないことを恐れているようです。理想的ではありませんからね」と内情を明かしている。
ダニエルの回復を待つ間は、ダニエルが登場しない場面の撮影を行い、戦闘シーンの撮影は後日に行うことになるようで、同作のメガホンを取るサム・メンデス監督は今年11月公開に向けて時間との戦いに直面することになりそうだ。
12日、期待高まる同作の映像が一部公開されオーストリア、ソルデンの雪山で黒い服を着たダニエルが銃撃戦を繰り広げるなか燃え上がる車に向かって走る2分間の映画のワンシーンを垣間見ることが出来る。
同作のアソシエイトプロデューシャーであるグレッグ・ウィルソンは「この作品は同アクション映画シリーズの中でも大掛かりなもののひとつになりそうです。壮大な作品でオーストリアは僕たちが必要だったことをすべて実行させてくれました」とコメントしている。
(C) BANG Media International
《シネマカフェ編集部》
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