ひつじのショーンが『バードマン』に!? アカデミー賞のパロディポスター完成
『ウォレスとグルミット』シリーズから生まれた、キュートな仲間たちが登場する長編アニメ『映画 ひつじのショーン ~バック・トゥ・ザ・ホーム~』。その主人公となるショーンが、12年に一度の“ひつじ年”を記念して、日本時間2月23日(月)に発表が迫る第87回
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英国が世界に誇るアニメスタジオ、アードマン・アニメーションズが製作する本作は、人気シリーズの3作目『ウォレストとグルミット、危機一髪!』に登場する、ひつじのショーンを主人公にした長編作品。牧場でのんびりと暮らしていたショーンと仲間たちが、ふとしたきっかけから、生まれて初めての都会に繰り出すドキドキのアドベンチャーをお馴染みのストップモーション・アニメで描き出していく。
今回製作されたポスターでは、本年度のアカデミー賞「作品賞」「監督賞」などの主要賞を席巻している2作を見事にパロディ。オリジナルの要素を残しながらも、アードマン・アニメーションズのユーモアがさく裂している。
アレハンドロ・G・イニャリトゥが監督する『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』(4月10日公開)は、かつてスーパーヒーロー映画で一世を風靡したスターが、もう一度輝くために、もう一度愛されるためにブロードウェイの舞台に立ち、再起を賭ける物語。だが、そんな彼に奇想天外、予測不能のトラブルが待ち受けるダーク・ファンタジーだ。主人公を演じたマイケル・キートンは「主演男優賞」の大本命とされ、共演のエドワード・ノートン、エマ・ストーンもそれぞれ「助演男優賞」「助演女優賞」にノミネート。
また、『6才のボクが、大人になるまで。』(公開中)は、6才の少年とその家族の変遷の物語を、イーサン・ホーク、パトリシア・アークエットら主要キャストが年を重ねるまま、12年間に渡って撮り続けた画期的なドラマ。主人公に抜擢されたエラー・コルトレーンは18才の青年になるまでを見事に演じ切り、父母役のイーサン、パトリシアもそろって「助演男優賞」「助演女優賞」にノミネートされている。
オリジナルでは、宙を“浮いている”『バードマン』。かたやショーンの足元には、トランポリンが! 一方『6才のボクが、大人になるまで。』では、いつものショーンさながらに芝生にゴロリと寝転んでいる。今回、こんな豪華な(!?)コラボレーションが叶ったのも、「ひつじのショーン」が持つ魅力ならでは。どこまでも緻密で、温かなユーモアのあふれる最新作が待ち遠しくなる仕上がりとなっている。
『映画 ひつじのショーン ~バック・トゥ・ザ・ホーム~』は7月4日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。
《シネマカフェ編集部》
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