【第87回アカデミー賞】ロビン・ウィリアムズら“亡き映画人”50人を追悼
第87回アカデミー賞授賞式が2月23日(日本時間)、米ロサンゼルスのドルビー・シアターで行われ、この1年で世を去った映画人を追悼する「IN MEMORIAM」のパフォーマンスが行われた。
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オスカー女優のメリル・ストリープがステージに現れると、「ひとりの大切な人を失うと、世界のすべてが空虚になる。彼女は“悲しみ”をこう表現しているわ」とアメリカの著名小説家であるジョーン・ディディオンの言葉を引用。
「今年も多くの才能豊かな人々が亡くなりました。本当に空虚な気持ちです。彼らが生み出した作品の数々で、私たちは笑い、考え、泣き、人生を見つめ直しました。そして勇気をくれ、私たちに挑み、自己満足を揺さぶりました。魂を共有してくれたのです。彼らと同じ存在は一人としていないのです」と神妙な面持ちで、来場者たちに語りかけた。
この日、追悼されたのは映画業界をはじめ、エンタテインメント業界で輝かしい功績を遺した50人。昨年亡くなったロビン・ウィリアムズ(俳優)をはじめ、スクリーンには次々と現れる“面影”に来場者からは自然と拍手が沸き起こった。
ロビンのほかにも、ミッキー・ルーニー(俳優)、ジェームズ・ガーナー(俳優)、エドワード・ハーマン(俳優)、アニタ・エクバーグ(俳優)、H・R・ギーガー(デザイナー)、リチャード・アッテンボロー(俳優・監督・製作者)、ディック・スミス(メイクアップアーティスト)、ローレン・バコール(俳優)、アラン・レネ(監督)、ボブ・ホスキンス(俳優)、マイク・ニコルズ(監督・製作者)らを追悼。そして、歌手でオスカー女優のジェニファー・ハドソンが「I Can’t Let Go」を熱唱した。
アカデミー賞の追悼コーナーといえば、「誰がリストから漏れたか?」が話題になるのも恒例で、今年も全米の各メディア、個人SNSで選考に対する議論・疑問が噴出中。なかでも、生前“毒舌キャラ”で人気を集め、米コメディの女王と呼ばれた故ジョーン・リバーズについて、「なぜ、彼女を外したのか?」「大切な人を忘れていない?」といった声が多くあがっている。
《シネマカフェ編集部》
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