ビートたけし、進歩するデジタル技術に期待と不安「役者がいらなくなるかも」
日本テレビ+ルーヴル美術館 特別番組「世界!極限アーティストBEST20」(3月9日21時放送)のスタジオ収録がこのほど行われ、MC初共演となったビートたけしと「関ジャニ∞」の村上信五が取材に応じた。
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「アートを知り尽くした」たけしさん&「アートを知りたがる」村上さんのコンビを案内人に、絵画だけではない、世界最先端の芸術家=極限アーティストの奥深い魅力に迫る。番組では「ビーズで作るストップモーションアニメ」「アコーディオンのように伸びる紙の彫刻」「ガラス細工のような透明標本」「巨大折り紙アート」など国内外の驚きアートを一挙紹介する。
「世界全体で似た方向に向かっていて、みんなデジタル主体。ハイテクの技術を争うようになっているよね。でも、その反面でアナログな人もいるし、お互いバランスを崩さず進化するといいかな。例えば、ビーズでアニメを作るとか、過程を楽しめるものも重要視してほしいよね」とアートに対し持論を展開するたけしさん。
番組内で特に印象に残ったのは、「ふなっしー」と最新プロジェクションマッピングとのコラボ企画だと言い、たけしさんは「あの技術が進化すると、下手したら(生身の)役者はいらなくなるかもね。デジタルの俳優とデジタルの背景で、ひとつの物語ができちゃうんだから。あれが3Dになれば、もっとリアルでとんでもない演技をするわけだし…」と、進歩するデジタル技術に期待と不安の両方を示していた。
番組にはたけしさんと村上さんに加えて、ルーヴルナビゲーターの上田晋也、海外ロケに臨んだ俳優の大泉洋、スタジオゲストに芦田愛菜、劇団ひとり、鈴木亮平、武井咲(※50音順)が出演している。
《シネマカフェ編集部》
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