メリル・ストリープ、初の魔女役に挑んだ理由は?『イントゥ・ザ・ウッズ』来日会見
ディズニーが贈る最新ミュージカル映画『イントゥ・ザ・ウッズ』の来日記者会見が3月5日(木)、都内で行われ、来日中のメリル・ストリープとリラ・クロフォードが出席した。メリルのPR来日は3年ぶり4度目。現在14歳のリラは、初めて日本の地を踏んだ。
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アカデミー賞作品に輝いた『シカゴ』(’02)や『パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉』(’11)で知られるロブ・マーシャル監督が同名のブロードウェイミュージカルを映画化した本作。赤ずきんやシンデレラ、ラプンツェルら誰もが知るおとぎ話のヒロインたちが、「めでたし、めでたし」の後に直面する困難と、それを乗り越えようとする姿を描く。
本作で第87回アカデミー賞「助演女優賞」にノミネートされ、自身の持つ俳優としてのノミネート最多記録を19回に更新したメリルが演じるのは、愛するがゆえに娘・ラプンツェルを塔に閉じ込める魔女という複雑な役どころ。
魔女役は意外にも(!?)初めての挑戦で、「過去にも魔女役のオファーはあったけど、その頃は若すぎて善良だったから(笑)。それはさておき、魔女とは言っても子どもを愛する気持ちは、同じ母親として共感できた。やっぱり一番の“願い”は、子どもたちの幸せと安全だから」と共感していた。
また、輝かしいキャリアに触れて「私はとても幸運で、恵まれていたの。もちろん、チャンスを手にしたら、一生懸命努力することが大切よ」。今後の“願い”は「具体的に欲しいものはない。それが正直な気持ちよ。今は限られた時間を、いかに価値あるものにするかが大切なの」と語った。
片や赤ずきんを務めるリラは、「浅草寺や原宿に行ったの。それに“本物”のお寿司もいただいて。アメリカのお寿司とは比べ物にならないくらいおいしかった」と日本を満喫している様子。オオカミ役で共演したジョニー・デップの大ファンだと言い「本当に夢がかなった気分! 現場では次々とアイデアを生み出す天才ね。私の衣装についた葉っぱを、ジョニーが取ってくれたんだけど、時間が止まったかのように永遠に感じたわ」と満面の笑みでふり返った。
今後の“願い”は「もちろん、女優の仕事を続けること。いつか、大好きなティム・バートン監督の作品に出ること」なのだとか。これを聞いたメリルは、「才能あふれるあなたなら、絶対に実現できるわよ。大切なのは、自分の願いを世の中にアピールすること。今日みたいな記者会見は大切なのよ。もしティムが愚かでなければ、きっとオファーの電話をしてくるわ」と背中を押していた。
『イントゥ・ザ・ウッズ』は3月14日(土)より全国にて公開。
《シネマカフェ編集部》
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