【予告編】グザヴィエ・ドランが出演熱望「これは僕だ」…『エレファント・ソング』
監督作『Mommy/マミー』が昨年のカンヌ国際映画祭「審査員特別賞」を受賞し、いま最も注目されるカナダ出身の若き天才グザヴィエ・ドラン。彼が俳優として主演した新作『エレファント・ソング』
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ある日、1人の精神科医が失踪した。手がかりを知るのは、彼の患者だったマイケル(グザヴィエ・ドラン)という青年だけ。院長のグリーン(ブルース・グリーンウッド)はマイケルから事情を聞こうとするが、ゾウやオペラについてのおしゃべりで話をそらすばかり。「母を殺した」「医師から性的虐待を受けていた」など、嘘か本当かわからないようなことをほのめかし、グリーンを巧妙な罠に取り込んでいく…。
主演と監督を務めた『マイ・マザー』で鮮烈なデビューを飾り、以後、『胸騒ぎの恋人』『わたしはロランス』『トム・アット・ザ・ファーム』と全作品がカンヌ国際映画祭、ベネチア国際映画祭へと出品されてきた映画界の“美しき俊英”グザヴィエ・ドラン。監督だけに留まらず、俳優としても評価の高い彼が、『トム・アット・ザ・ファーム』に続いて主演を務めた本作は、「これは僕だ。僕に演じさせてほしい」と自ら出演を熱望したという精神科病棟内で繰り広げられる心理劇。
他人を翻弄しつつも痛々しいまでに愛を渇望する青年マイケルを、ドランは美しく熱演。予告映像からも、ドラン扮する主人公マイケルが、殺人をほのめかしたり、精神科医グリーンを巧妙な罠に取り混んでいく様がちりばめられ、先の読めない緊張感あふれるストーリーが展開されていく。
『スター・トレック』などで知られるブルース・グリーンウッド、『カポーティ』のキャサリン・キーナーら実力派俳優とともに繰り広げられる、たたみかけるような会話劇で、俳優としての底力と魅力を改めて見せつけている。
『エレファント・ソング』は6月6日(土)より新宿武蔵野館、渋谷アップリンクほか全国にて公開。
《シネマカフェ編集部》
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