新生活のスタートに観たい! 人生を豊かにする“おいしい”映画に注目
新年度が始まって、早1週間。新しい環境にまだドキドキの人も、新年度に心機一転したい人も、いつも以上にやる気がみなぎっている人も多いはず。そんなあなたに、新たなスタートだからこそ観たい
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■『シェフ 三ツ星フードトラック始めました』ラテンの料理と陽気なリズムで爽快に!
まずは現在公開中の本作。有名レストランのシェフだった主人公カール(ジョン・ファヴロー)が、オーナーや評論家との衝突がきっかけで心機一転、フードトラックを開業し、料理人としての喜びや家族との絆を取り戻していく物語。
新年度をきっかけに、「自分の本当にやりたいことってなんだろう?」と見つめ直す良いきっかけになるはず! なお、序盤には美しいコース料理が、中盤からはさらにおいしそうな「キューバサンドイッチ」が登場。シズル感を重視したという料理シーンには、思わずよだれが出てしまうこと請け合い。
■『大統領の料理人』フランス大統領も唸らせた孤軍奮闘、女性シェフのドラマ
女性で初めて、フランス大統領の専属料理人に抜擢されたシェフ(カトリーヌ・フロ)の挑戦を描いた本作は、なんと実話がベース。男社会の厨房で孤立しながらも、真摯に料理と向き合い、官邸の常識と大統領の心までも変えていく感動のドラマだ。
周囲と衝突しながらも、毅然とした態度で自分を貫くヒロインの姿には、共感と憧れを持つ女性も多いはず! そんなヒロインが劇中で大統領に出した最初の1品は、「ポルチーニ茸のスクランブルエッグ」。シンプルながら素材の味を活かすことでおいしさを引き出したこの料理には、大統領も舌鼓を打ち大満足だった。
■『マダム・マロリーと魔法のスパイス』チャレンジ精神みなぎる料理の魔法
南フランスの地で、マダム・マロリー(ヘレン・ミレン)がオーナーを務める老舗フレンチレストランと、家族経営の新興インド料理店が真っ向から対立! だが、“絶対味覚”と抜群の“料理のセンス”を兼ね備えたインド料理店の息子・ハッサン(マニッシュ・ダヤル)を中心に、料理が織りなすマジックが人々の心を解きほぐしていく。異文化交流を通して一流シェフへと成長していくハッサンの姿からは、夢をかなえる大切さや、故郷があることのありがたみが伝わって、ますます前向きなチャレンジ精神がみなぎってくるはず。
また、ハッサンがインドのスパイスやハーブをベースに、新たに得たフレンチの知識を使って生み出す“ネオ・フレンチ”も見どころの1つ。ハッサンの転機のきっかけとなったのは、マダム・マロリーのために作った、ひと味違う「オムレツ」。目にもあざやかなフランス料理とインド料理の数々の中で、シンプルな1品がひと際おいしそうに映っている。
『マダム・マロリーと魔法のスパイス』は4月8日(水)よりブルーレイ&DVDリリース(※同日オンデマンド配信開始)
《シネマカフェ編集部》
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