【予告編】圧倒的歌声にホロリと涙…フランス映画祭・観客賞『エール!』
先日開催されたフランス映画祭2015のオープニング作品に選出され、見事、観客賞を受賞した映画『エール!』。本国でも750万人の涙を誘う…
映画
洋画ニュース
-
『トンイ』女優ハン・ヒョジュ、ミラノで自由を満喫!飾り気のない姿に“ほっこり”【PHOTO】
-
フランス映画祭で「観客賞」受賞『エール!』、言葉を超えた感動に大喝采
-
「短くて面白い」が選ばれる新時代――新たな配信サービスの挑戦

フランスの田舎町で酪農を営むベリエ家は、高校生のポーラ以外、父も母も弟も全員耳が聴こえない。美しく陽気な母、熱血漢な父とおませな弟。一家の合い言葉は、“家族はひとつ”。オープンで明るく、仲のいい家族だ。
ある日、ポーラの歌声を聴いた音楽教師はその才能を見出し、パリの音楽学校のオーディションを受けることを勧める。夢に胸をふくらませるポーラだったが、彼女の歌声を聴くことができない家族は、彼女の才能を信じることもできず、もちろん大反対。夢に向って羽ばたいてみたい、だけど私がいなくなったら…と、ポーラは悩んだ末に、夢を諦める決意をするのだが…。
主人公ポーラを演じるのは、本作がスクリーンデビューとなる新人ルアンヌ・エメラ。人気オーディション番組で注目を集め、本作の主演に抜擢。セザール賞、リュミエール賞で「最優秀新人女優賞」を受賞し、いまフランスで最も注目を集める女優・歌手だ。
予告映像でも、ルアンヌ演じるポーラは、迫力のある綺麗な歌声を披露する。しかし、その歌声は、耳が聞こえない彼女の家族には届けることができない上、家族を置いていけないという気持ちの狭間で、ポーラは葛藤する。また、両親も、自分たちの前から娘がいなくなることに動揺し、険悪なムードに。互いを想い合うゆえに不協和音が生じ始めた家族へ、ポーラが歌に込めた想いとは…。
家族愛にあふれるストーリーに思わずホロリ、そして、どこかクスっと笑ってしまうシーンもある、明るくコミカルな感動作。まずは、この予告編映像をご覧あれ。
『エール!』は10月31日(土)新宿バルト9ほか全国にて公開。
《text:cinemacafe.net》
特集
関連記事
この記事の写真
/