米版“カンバーバッチ”の声も! 個性派イケメン俳優アダム・ドライバーの魅力
ミア・ワシコウスカが日常を飛び出し、きらめく人生をかけた冒険の旅へと向かう実在の女性を演じる感動のロードムービー『奇跡の2000マイル』。本作でミアの相手役を務める
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うまくいかない人生に変化を求め、たった一人で、オーストラリア西部の砂漠、およそ 3000キロ(2000マイル)を横断するという冒険の旅に出たロビン・デヴィッドソンの回顧録を、『英国王のスピーチ』を手掛けたイアン・カニング&エミール・シャーマンが製作を務めて映画化。
本作で、ミア演じるロビンの旅を見守るカメラマン、リック・スモーランを演じるのがアダムだ。現在31歳の彼は、長身でスタイルの良さが際立つものの、いわゆる非の打ちどころのない美形俳優とはひと味違う。そのクセのある顔立ちと醸し出す独特な雰囲気に、元・海兵隊員という経歴。その身体はマッチョに鍛え上げられている。
日本でもスマッシュヒットとなった『フランシス・ハ』では、主人公フランシスの友人レヴ役を演じ、文化系女子のハートに火をつけた。また、全米で大人気の“こじらせ女子”ドラマ「GIRLS/ガールズ」でも、ヒロインのちょっぴり変な彼氏を演じて人気を博し、さらに年末の『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』では、新たな悪役カイロ・レンを演じることがほぼ確実視されている。そのほか、遠藤周作の小説「沈黙」をマーティン・スコセッシ監督が渡辺謙やアンドリュー・ガーフィールドで映画化する『Silence』(原題)にもキャスティングされている。
ドラマでも注目され、新悪役の大作からアート系までオファーが殺到する実力と演技の幅の広さ、その一度見たら忘れられない独特な顔立ちから、アメリカの“ポスト・カンバーバッチ”という声も上がっているほどの彼。本作をひと足早く観賞したマスコミからも、ミアの素晴らしい演技や大自然の映像美と動物の可愛さとともに、「アダム・ドライバーが素敵すぎる!」という声が続出中だ。
今回のアダムは、「ナショナルジオグラフィック」社の実在のカメラマンを演じており、長髪&メガネの風貌でインテリ風。ミア演じるロビンが、ラクダと愛犬を連れて広大な砂漠を歩く旅に同行する。自分の旅にまとわりつく彼を最初はうとましく思うロビンだが、次第に彼の無邪気さと優しさに彼女も心を開いていく。極限の孤独な旅のなかで、2人の間には深い信頼関係が生まれ、ひとときのロマンスも芽生えていくのだ。
そんな彼についてミアは、「俳優としてのアダムの素晴らしいところは、彼がとても自然で、瞬発力があるところだわ。楽に環境に反応し、即興演技ができるの。そして、もともと脚本になかったところまでキャラクターを持ち上げていく。そこにとても感銘を受けたわ。そういうことができるのは、天賦の才能だと思う。その瞬間の自分を信じて進み続ける自由な精神があるの」とコメント。
さらに、監督のジョン・カランも、「脚本を理解し、何かもっと付け加えて、立体的なキャラクターにしてくれる俳優」と絶賛。「コメディを知的すぎるほど知的に捉える。そこが素晴らしい。彼は茶番と知的なユーモアの微妙な差をちゃんと分かっているんだ」とコメントしている。
広大な砂漠の一人旅に向かう、強い意志を持つ女性でも、そばにそっといてほしいと思えるアダムの自然体の魅力には、癒されること間違いなし。 大ブレイク確実の個性派イケメンに、ぜひ注目していて。
『奇跡の2000マイル』は7月18日 (土)より有楽町スバル座、新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開。
《シネマカフェ編集部》
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