アントニオ・バンデラス主演、チリ鉱山事故を基にした新作映画予告編公開
アントニオ・バンデラス主演の新作映画『The 33』(原題)の予告が公開された。
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ワーナー・ブラザースが贈る新作『The 33』(原題)は2010年にチリで起こった鉱山落盤事故で33人の作業員が閉じ込められ、69日間に渡って救出活動が行われた実話を基にした作品となっており、アントニオは退職日の数日前にこの事故で鉱山に閉じ込められてしまった作業員のリーダー、マリオ・セプルヴェダを演じている。
今回ワーナー・ブラザースが公開した3分の予告編の中では、米ニュースキャスターがエンパイア・ステイト・ビルディングの2棟分の深さの場所に作業員たちが瓦礫によって閉じ込められてしまったことを報じている。その一方で、泥まみれになったアントニオ演じるマリオが瓦礫を見つめながら「あれは岩じゃない。山の心臓だよ。ついに壊れてしまったんだ」とつぶやくシーンが映し出されている。
同作品では『ユージュアル・サスペクツ』のガブリエル・バーンが救出の指揮を執ったエンジニアであるアンドレ・スーガレット役を演じ、生き埋めになった作業員の一人ダリオ・セゴヴィアの姉妹マリア・セゴヴィアを歌手のジェニファー・ロペスが演じている。
さらに『ラブ・アクチュアリー』のロドリゴ・サントロ、フランス人女優ジュリエット・ビノシュ、テレビドラマ「ザ・ホワイトハウス」のマーティン・シーンらも出演している。
100年間続いてきた金と銅の炭鉱が落盤し、作業員たちの救出を巡って国際的な政治圧力まで生じたこの事故を説明するために当時のニュース報道映像もそのまま映画の中で使用されている。
『The 33』(原題)は11月13日(現地時間)公開予定となっている。
(C) BANG Media International実話作品『ザ・33』の予告編が公開!
《シネマカフェ編集部》
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