野村萬斎、『GAMBA』“ノロイ”で初の悪役!声優は『風立ちぬ』以来2度目
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ノロイといえば、過去のアニメ「ガンバの冒険」では、その白く美しい姿とは裏腹に、罠を張り巡らし、ネズミを次々と殺していく残忍かつ冷酷な性格で、ガンバたちはもちろん、当時の視聴者である少年少女たちをも絶望の淵に叩き落とし、トラウマの原因になったといわれるアニメ史上“最恐”キャラ。
「ガンバ」と言えば「ノロイ」が連想されるほど、いまでも強烈なインパクトを残しているが、今回、新たに生まれ変わった『GAMBA ガンバと仲間たち』でも、その恐ろしさは健在。アニメと比べると、より原作「冒険者たち ガンバと15ひきの仲間」に近い中性的な性格になりつつも、威厳と畏怖に満ち溢れた存在感は絶大で、ガンバたちに立ちはだかる最強の敵にふさわしい姿を見せている。
そんなノロイを演じるのが、狂言はもちろん映画やテレビドラマでも活躍する稀代の名優、野村さん。NHK Eテレの「にほんごであそぼ」にレギュラー出演し、公文のCMに登場するなど、子どもたちにも人気のある野村さんは、声優としては宮崎駿監督『風立ちぬ』カプローニ役に続いて2作目。本人も昔からやってみたかったという悪役に初挑戦する。中性的で威厳のあるノロイのキャラクターは、まさに野村さんのカリスマ性にあふれた独特な声にぴったり! 観る者に強烈なインパクトと恐怖を与えるキャラとなっている。
また、ノロイをメインにしたポスターは、ガンバたちの前に立ちはだかる圧倒的な恐怖を全面に押し出したデザインとなっており、原作やアニメを知らない人はもちろん、アニメ放送時のノロイの恐ろしさを十分知るファンにもたまらないポスターとなっている。
■野村萬斎 コメント
ノロイは、怖さと魅惑的なところを兼ね備えた、カリスマ性のあるキャラクターで、最初に浮かんだイメージは、「ガッチャマン」と敵対するベルク・カッツェでした。ノロイの個性をうまく表現するために、ずっと気張っているだけでは怖くないので、少し女性的なふんわりした面を見せながら、突然スパッと切り込むような、振れ幅の大きさを表現したいと思っていました。最初は自分のキャラクターを出すことに専念していましたが、終わるころにはすっかりノロイになってしまったと思います。大激闘したときには、リアクションなど、本当に格闘しているような感じで、全身を使ってアフレコさせていただきました。アフレコって、大変だなと思いました(笑)。
『GAMBA ガンバと仲間たち』は10月10日(土)より全国にて2D/3D公開。
《シネマカフェ編集部》
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