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三池崇史監督作『藁の楯』、ハリウッド・リメイクが決定!

鬼才・三池崇史監督が木内一裕の人気小説を映画化し、大ヒットしたサスペンス・アクション『藁の楯 わらのたて』…

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『藁の楯 わらのたて』-(C)木内一裕/講談社 (C)2013 映画「藁の楯」製作委員会
『藁の楯 わらのたて』-(C)木内一裕/講談社 (C)2013 映画「藁の楯」製作委員会 全 5 枚
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鬼才・三池崇史監督が木内一裕の人気小説を映画化し、大ヒットしたサスペンス・アクション『藁の楯 わらのたて』。この度、日本テレビは、株式会社All Nippon Entertainment Works(以下ANEW)及び、 クリス&ポール・ワイツ兄弟率いる映画製作会社Depth of Field(以下DOF)と共同で、大ヒット作『藁の楯 わらのたて』のハリウッド・リメイクの開発に着手したことが明らかになった。

プロデューサーを務めるのは本作のプロデューサーである日本テレビの北島直明氏と、『アバウト・ア・ボーイ』『シンデレラ』などを手掛けたDOFのクリス・ワイツ氏、アンドリュー・ミアーノ氏、ダン・バルゴイェン氏。脚本は『エクスペンダブルズ3 ワールドミッション』『エンド・オブ・ホワイトハウス』のクレイトン・ローゼンバーガーとカトリン・ベネディクト夫妻が手掛ける。

オリジナル映画『藁の楯』は「BE-BOP-HIGHSCHOOL」シリーズで知られる漫画家の木内一裕氏の小説家デビュー作品を、三池崇史監督が映画化したサスペンス・アクション。10億円の懸賞金をかけられた殺人犯を護送することになった5人の刑事たちの緊迫した戦いを、大沢たかお、松嶋菜々子、藤原竜也、山崎努ほか豪華キャストで描き、興収18.3億円と国内で大ヒット。2013年のカンヌ国際映画祭コンペティション部門に公式選出された。

ハリウッドでの映画化に先駆け、2016年1月16日には原作小説『藁の楯』の英語翻訳版が全世界でVertical社より出版される予定。作者の木内さんは、「今回決定した脚本家の選定から、ど派手なアクション映画になることは間違いないでしょう。アメリカとは国情も大きく異なるため、ハリウッド版の映画では全く展開の違うストーリーになることと思いますが、原作者としては小説『藁の楯』のテーマを重視し、新たな物語に反映していただけることを期待しています。そしてこのプロジェクトが、私の小説と新たな読者との出会いの機会になってくれることを願っています」とコメント。

日本テレビの北島プロデューサーは、「日本国内での製作当初から、本作のスケール感・テーマ性は世界でも通用する可能性を確信していた」と語り、さらにハリウッド・リメイクのオファーが殺到する中で「ANEWとDOFとの共同開発プロジェクト内容が具体的で、実現性が一番高いと思いました。そして、ANEWの日本スタッフ、USスタッフや、DOFのワイツ氏、ミアーノ氏、バルゴイェン氏の『藁の楯』に対する強い熱意を感じた事がパートナーに選ばせて頂いた最大の理由」と、今回の企画開発に期待を寄せている。

DOFのクリス・ワイツ氏は、「原作で最も印象深かったのが、アクション・サスペンスが基盤の作品でありながら、モラルを厳しく追求する物語だという点です。法と正義のグレーゾーン、そして殺人犯の人権について分析をした作品です。そこには、簡単な答えはありません。私たちは、観客が『自分だったらどうする?』と議論をしながら劇場を後にすることを目指したいと思います」とリメイク作品への意気込みを語った。

また、ダン・バルゴイェン氏は、「北島さんをはじめとする日本テレビとANEWのみなさんとご一緒できて嬉しいです。最高のパートナー関係を築いていきます」と語っている。ANEWのアンマリー・ベイリー氏も、「三池崇史監督の映画は緊張感にあふれ、アクション満載で、冒頭から観客の心をわし掴みにするものでした。その作品を基に、有能な脚本家のローゼンバーガー氏とベネディクト氏、そして実績のあるDOFが加わり、大ヒットリメイクを生み出す要素が揃ったと言えます」と抱負を述べた。

本作の公開は2017年の秋を予定。

《cinemacafe.net》

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