佐藤健&宮崎あおい、世界遺産で撮影敢行!「充実感が大きい」
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本作の主人公は、余命わずかと宣告された郵便配達員(30歳)。そんな男の前に、彼と同じ姿をした悪魔が現れ、大切なものと引き換えに「1日の命」を与えると取引を持ちかける。何かを得るためには、何かを失わなくてはならない。電話、映画、時計、そして猫。失われていく世界のなかで、男はかつての恋人に再会する――。
本作の主人公“僕”と“悪魔”を演じるのは、話題作への主演が続く、若手ナンバーワン俳優・佐藤さん。今作のヒロインとなる、僕の初恋の“彼女”役は、ヒット映画への出演が続く宮崎さんが好演する。そのほか、濱田岳、奥野瑛太、石井杏奈、奥田瑛二、原田美枝子らキャスト陣が集結している。
今回公開されたビジュアルはアルゼンチンとブラジルの二国にまたがる、世界最大の滝であるイグアスの滝の前で撮影したもの。本作は、2014年10月8日に北海道・函館でクランクインし、小樽・室蘭にて撮影。その後、東京都内での撮影を経て、アルゼンチン・ブエノスアイレスにて大規模ロケを敢行した。
世界遺産に登録されているイグアスの滝は、佐藤さんと宮崎さん演じる恋人たちが旅行でアルゼンチンを訪れた際に登場する、本作の中でも非常に重要なシーンを担うロケ地。宮崎さんは「イグアスの滝は想像以上に大きく、とてつもないパワーを持っている場所でした。そんな所でお芝居ができたことを幸せに思います」と語った。佐藤さんは「今回の撮影はほぼ毎日自分のシーンだったのですごく長く感じましたが、その撮影が無事に終わって充実感が大きいです」とコメントを寄せている。
また、公開されたビジュアルは宮崎さんがイメージキャラクターを務める「earth music&ecology(アース ミュージック&エコロジー)」とのコラボレーションによって生まれたもの。9月18日(金)より各店舗に本作のコーナーが設置され、原作本の一部が試読できる冊子が配布されるほか、人気のアウトドア商品ブランド「アウトドアプロダクツ」から、本作の別注リュックも登場。この別注リュックは、映画のスタイリングを手がけたスタイリストの伊賀大介がデザインを監修し、映画に出演している宮崎さんがデザインした“猫の刺繍”が施されているという。
『世界から猫が消えたなら』は2016年全国東宝系にて公開。
《シネマカフェ編集部》
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