スティーヴン・スピルバーグ×トム・ハンクスの強力タッグが実現『ブリッジ・オブ・スパイ』
ニューヨーク映画祭でメディアに大絶賛を受け、早くもアカデミー賞の本命に名乗りをあげている、トム・ハンクスを主演に迎えた実話に基づいた…
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
舞台はアメリカ合衆国と旧ソビエト連邦が世界を二分して対立し、一触即発の冷戦状態にあった1950~60年代。ジェームズ・ドノバンは、保険の分野で実直にキャリアを積み重ねてきた弁護士。ソ連のスパイの弁護を引き受けたことをきっかけに、世界の平和を左右する重大な任務を委ねられる。 それは、自分が弁護したソ連のスパイと、ソ連に捕えられたアメリカ人スパイの交換を成し遂げることだった。良き父、良き市民として平凡な人生を歩んできた彼は、決して信念を曲げず、米ソの戦争を食い止めるために全力で立ち向かっていく――。
本作は、『ジュラシック・パーク』『A.I.』など数々の作品に携わるスティーヴン・スピルバーグ監督と、『グリーンマイル』『ターミナル』などに出演するトム・ハンクス、そして脚本はイーサン&ジョエル・コーエン兄弟、というハリウッド史上最高のスタッフ&キャストで描く。
また、10月4日(現地時間)に行われたニューヨーク映画祭レッド・カーペットイベントに超豪華スタッフ・キャストが集結。ハリウッドきってのヒットメーカーの地位に君臨し、アカデミー賞の監督賞に2度輝いたスピルバーグ監督は「ニューヨークで撮影されたこの作品をニューヨーク映画祭で上映することができて光栄です。国境を越えて人間同士分かり合うという真理の大切さが伝わると嬉しいです」と明かした。
続けて、アカデミー賞の主演男優賞を2年連続で受賞したトム・ハンクスは「この作品はいまを生きる人に自分が同じ立場でだったらどうするだろうかと問い掛けている。楽しいけれど、恐いことでもあるんだ。失敗は許されない。この作品を僕の最後のスピルバーグ監督作品への出演にはしたくないからね」と冗談を交えて自信の程を語った。
そして上映後には、「息を呑むばかりのスピルバーグの素晴らしい職人技」「主演のトム・ハンクスが力強い」「最後まで見る者に息もつかせないスピルバーグの素晴らしいプロット」とオンライン上では、作品を絶賛するコメントが多数掲載され、「オスカー最有力候補」などと早くもアカデミー賞本命に名乗りをあげる上映となった。
心をつかんで離さない驚きとスリルに満ちた感動の実話に、世界中の注目が集まっている。
『ブリッジ・オブ・スパイ』は2016年1月8日(金)よりTOHOシネマズスカラ座ほか全国にて公開。
《シネマカフェ編集部》
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