カーラ・デルヴィーニュの元カレ!? 期待の英国男子ジャック・オコンネルに注目
ハリウッド大作から噂の珠玉作まで、話題作に次々と出演し、先月、GQメン・オブ・ザ・イヤーで「ヴェルチュ・ブレイクスルー・アクター賞」を受賞した英国俳優ジャック・オコンネル。アンジェリーナ・ジョリー渾身の監督作『Unbroken』(’14)では
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少年院でトラブル続きの少年エリックは、日ごろの素行の悪さから成人の刑務所に移送されることに。そこでも彼の乱暴は止むことがなかったが、心療セラピストとの出会いや、同じ刑務所内に収監されていた父親ネビルと再会によって少しずつ変わっていく。暴力でしか自分を示せず、愛を知らなかった少年が、初めて生きる希望を見つけていくが、これまでの彼の行動を問題視していた勢力が動き始め…。
『猟人日記』『パーフェクト・センス』などで知られる気鋭監督デビッド・マッケンジーが、闇の暴力に支配された刑務所を舞台に、愛を知らないひとりの不良少年が初めて生きる希望を見つけていくさまを、骨太かつ鋭利なリアリズムで鮮烈に描く『名もなき塀の中の王』。
主人公の暴力でしか自身を表現できないエリックを演じたのが、英国出身のオコンネルだ。日本でも8月に主演作『ベルファスト71』が公開され、映画ファンや英国男子ファンを唸らせたばかり。いま次世代の若手スター俳優として注目されている、この期待のイケメン俳優は、2005年にTVドラマで俳優デビューし、2006年に映画『THIS IS ENGLAND』で長編映画デビュー。その後、『ユナイテッド ミュンヘンの悲劇』(’12)、『タワーブロック』(’12)など数々のイギリス映画で重要な役を演じ、キャリアを積み重ね、2013年に『300<スリーハンドレッド>~帝国の進撃~』で若きスパルタ兵士を演じ、ハリウッドに進出した。
同作では、オコンネルのイケメンぶりと均整の取れた肉体美が話題を呼び、彼が注目を集めるきっかけとなった。翌年、アンジーの監督第2作『Unbroken』では主役に抜擢され、日本軍に囚われた捕虜を熱演。その演技力で戦争の惨さを表現し、強烈なインパクトを残した。さらに、本作『名もなき塀の王』ではトロントとロンドン国際映画祭にて高い評価を得て、BIFA(英国インディペンデント映画賞)「主演男優賞」にノミネートされるなど、着実にキャリアアップしてきている。
演技力もさることながら、そのイケメンぶりは若い女性を中心に注目度が急上昇しており、「プラダ(PRADA)」の2015年春夏コレクションの広告モデルに選出されるなど、活躍の場はますます広がるばかり。プライベートでも、過去にモデルのカーラ・デルヴィーニュと交際、そして今回GQメン・オブ・ザ・イヤーで「ヴェルチュ・ブレイクスルー・アクター賞」を受賞し、その勢いは留まることを知らない。彼の過去作を振り返ると、ジャンルを問わず、世にインパクトを残す過激な役どころが多いが、今後はラブストーリーやヒューマンドラマなどで活躍する俳優としても期待されている。
単なる美少年ではなく、少々ふてぶてしさも感じる生意気な雰囲気も女性からの支持を大きく集めている要因の1つ。抜群の演技力でさらなる挑戦を続ければ、世界で活躍する次世代スター俳優になること間違いなしだ。
『名もなき塀の中の王』は10月10日(土)よりK’s cinemaほか全国にて順次公開。
《シネマカフェ編集部》
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