ヒュー・グラント、ラブコメ卒業宣言後の新境地作では「脚本に好き勝手な提案」
『ラブ・アクチュアリー』『ブリジット・ジョーンズの日記』など数々のラブコメに出演してきたヒュー・グラント。そんな彼が51歳で「ラブコメ卒業宣言」…
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アカデミー賞「脚本賞」を受賞し、名声を手に入れたキース(ヒュー・グラント)。しかし、それから15年もの間、全くヒット作に恵まれない。妻にも逃げられ、一人息子とも会えず、ついには元気すら止められてしまう。仕方なくエージェントから紹介された、NY北部の田舎町ビンガムトン大学のシナリオコースの講師を引き受けるのだが――。
『トゥー・ウィークス・ノーティス』『ラブソングができるまで』『噂のモーガン夫妻』とマーク・ローレンス監督とは4度目のタッグを組むヒューは、今回ハリウッドのトップから転落し、大学の講師を始める脚本家の役柄で、失敗を繰り返しながら、人生をやり直そうと奮闘する男、キースを熱演。人間は生まれつきの才能が全てで、教師なんて無駄な仕事だと思い込んでいたキースが学びの中で成長していく生徒たちを目の当たりにして教える喜びとポジティブに生きる事の素晴らしに目覚めていく様を、繊細でかつ情熱的に見事演じきっている。
いままでにない役柄に挑んだヒューだが、彼自身も本作に大変思い入れがあるようで「この作品は好きだよ」と公言しているほど。また、「役を演じるにあたり、特別な準備はしていないよ。監督が書いた脚本に好き勝手な提案していたぐらいだね」と語り、「監督のマークとは本作で4本目のコラボになった。彼の作品はおもしろくて脚本を読んで笑ってしまうし、人を魅了する純真さがある。僕向きの台詞も書いてくれる。この作品が気に入った理由は、物語が何層にも折り重なっているからだ」と気心知れた監督だからこそ完成した作品だということを明かした。
ラブコメの印象が強いヒューだが、彼がみせる新たな一面からはきっと、“人生の選択”とは何かを優しく教えてもらえるに違いない。
『Re:LIFE~リライフ~』は、11月20日(金)よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開。
《シネマカフェ編集部》
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