『僕だけがいない街』子役に鈴木梨央&中川翼、杉本哲太&林遣都らも参加
藤原竜也と有村架純に、及川光博、石田ゆり子という豪華キャストが明らかになり、と大きな反響を呼んでいる映画『僕だけがいない街』。このほど、実写映画化発表時から話題になっていた物語の重要な役割を担う2人の子役に、NHK朝ドラ「あさが来た」での
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「マンガ大賞」と「このマンガがすごい!」にダブルで2年連続ランクインした、「ヤングエース」にて絶賛連載中の三部けい原作のミステリーを実写化する本作。コミックの累計発行部数は167万部(既刊6巻)を突破、また、2016年1月からはフジテレビ“ノイタミナ”ほかにてアニメ版の放送が開始されるとあって、「僕街ブーム」の到来がささやかれている。
【リバイバル】という不思議な現象を体験する主人公・藤沼悟には藤原さん、片桐愛梨には有村さんと、映画界をリードする若手実力派の共演に加え、悟の母・藤沼佐知子役には石田さん、そして不敵な笑みを絶やさない悟の小学校の教師・八代学役には及川さんが脇を固めているが、映画化発表時から「これ子役が結構、重要じゃない?」「こ、こ、子ども時代は…誰が?!」「過去編での子役さんの方が重要ではないだろうか」とSNSでも話題となった2人の子役がついに決定した。
鈴木さんといえば、大河ドラマ「八重の桜」や「あさが来た」で、共に主人公の幼少期を演じるなど、いまや国民的子役に成長。11月公開の『リトルプリンス 星の王子さまと私』では、主役の女の子(吹き替え)を演じるなど大役の出演が続くが、本作では物語のカギを握る少女・雛月加代役に扮し、母子家庭で母親から虐待を受けるという凄惨な役に挑む。
対する中川さんは、約300人の中からオーディションで藤原さん演じる悟の少年時代役を勝ち取った新星。身体は小学生だが、中身(頭脳や心)は大人の悟という難役を表現することになる。
さらに、杉本さん、林さん、福士さん、森さんという面々が加わった盤石の布陣を、「天皇の料理番」でその手腕が高く評価された平川雄一朗監督がどう“料理”するのか、いまからも楽しみにしていて。
<以下、キャストコメント>
■鈴木梨央
初めて台本を読んだとき、ストーリーの展開に目が離せず一気に台本を読みました。加代はむずかしい役ですが、加代の気持ちになって苦しみや悲しみ、希望が表現できたらと思います。
■中川翼
幼少期の大役に選ばれてとてもうれしかったです。ぼくは原作を読んでこの先どうなるのかとワクワクしました。大人の心を持った幼少期悟役を演じるのはとても難しいと思うけど大人の気持ちになったつもりで一生けん命がんばりたいと思います。
■平川雄一朗 監督
「悟役の中川翼くんは、オーディションで会って藤原竜也さんに似ているなというのが第一印象です。加代役の鈴木梨央さんは、『八重の桜』や『WOMAN』などで拝見していて、ひたむきな芝居をする女優さんだという印象から、今回の加代という役が持つ芯の強い子を演じてもらいたいと思いました。梨央ちゃんの芝居は安定していましたが、翼くんは苦労したと思います。何度か涙を流すほどに追い込まれていました。そもそも29歳の大人が10歳の子供になるという想像を超えた役でしたから、かなりハードルは高かったです。
ただ、撮影に入る時にはしっかり悟が他の子供たちをリードしていて、藤原竜也になりきるために私服も似せたりしていて、その成長ぶりには驚かされました。梨央ちゃんに関しても、原作である漫画を日頃研究していたと撮影後に聞いたのですが、漫画の世界から飛び出して来たように雛月加代という役に没頭していて素晴らしかったです」
映画『僕だけがいない街』は2016年春、全国にて公開。
《シネマカフェ編集部》
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