長年黙殺された教会のスキャンダルとは?『スポットライト 世紀のスクープ』ビジュアル公開
ボストン・グローブ紙の「スポットライト」チームが、巨大な権力を相手に記者生命を懸けて正義を貫いた衝撃の実話を描く映画「SPOTLIGHT(原題)」。本年度「ゴールデン・グローブ賞」の中で、唯一主要3部門全てにノミネートされ、
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2002年1月、米国の新聞「ボストン・グローブ紙」が、カトリック教会の信じがたい実態を報じた。数十人もの神父による性的虐待を、教会が組織ぐるみで隠蔽してきた衝撃のスキャンダル。その許されざる罪は、なぜ長年黙殺されたのか。「スポットライト」という名の特集記事を担当する記者たちは、いかにして教会というタブーに切り込み、暗闇の中の真実を照らし出したのか――。
本作の監督には、『扉をたたく人』、『靴職人と魔法のミシン』のトム・マッカーシーが務め、マーク・ラファロ、マイケル・キートン、レイチェル・マクアダムス、リーヴ・シュレイバーら豪華キャストが集結。巨大な権力に屈することなくジャーナリスト魂を貫いた記者たちの闘いの軌跡を描いている。
今回解禁されたティザービジュアルは、記者たちが何やら神妙な面持ちでデスクを囲んでいる一枚だ。驚くべき実話の内幕を映画化して全米大ヒットを飛ばしアカデミー賞レースの最前線を快走する本作は、「最高傑作! 今年のベスト・ムービーだ」(Access Hollywood, Scott Mantz)や「主要な賞を総ナメするに違いない!」(Entertainment, Jeff Labrecque)など海外メディアも大絶賛している。そのほか「第72回ベネチア国際映画祭」や「第51回シカゴ国際映画祭」など現在併せて139にも及ぶ受賞&ノミネートもされ、話題が尽きない。
事実が次々と明らかになるその取材過程は、スリリング極まりなく被害者たちの声なき声を世に知らしめんと奔走する彼らの姿に熱い感動が込み上げる本作。混迷深まる現代に、ひときわ眩い正義の光を放つ衝撃の実話、今後の続報に期待したい。
『スポットライト 世紀のスクープ』は2016年4月、TOHOシネマズみゆき座ほか全国にて公開予定。
《シネマカフェ編集部》
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