【特別映像】伝説的すぎる!? “美声”の歌唱シーン到着!『偉大なるマルグリット』
“伝説の音痴”といわれたオペラ歌手をモデルに、『大統領の料理人』のフランスの名女優カトリーヌ・フロが主演を務める『偉大なるマルグリット』。このほど、“伝説”と呼ばれるのも納得(!?)な、主人公・マルグリットがオペラ「魔笛」
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1920年、パリからそう遠くない貴族の邸宅で開かれたサロン音楽会。参加した新聞記者のボーモンは、登場したマルグリット夫人の歌声にあ然とする。彼女の歌声には、本人だけが知らない“秘密”があった…。野心家のボーモンはマルグリットに近付こうと翌日の新聞で絶賛、彼女をパリの音楽会に招待する。本物の観客の前で歌う喜びに目覚めたマルグリットは、リサイタルを開くと決意、真実を告げられない夫ジョルジュが止めるのも聞かず、有名歌手から特訓を受け始めるが――。
実在の“伝説の音痴”と呼ばれた歌姫フローレンス・フォスター・ジェンキンスをモデルにし、本国フランスで動員100万人を突破する大ヒットを記録した本作。「なぜ歌い続けるのか」と問わずにはいられない強烈なキャラクター、マルグリットを、フランスの名女優カトリーヌ・フロが渾身のなりきりぶりで熱演する。
今回到着したのは、そんな彼女が、モーツァルト作曲のオペラ「魔笛」の中で歌われる「夜の女王のアリア」を丸々1曲、歌いきる本編シーン。高音部が綱渡りのように続くあの独特のフレーズを、マルグリットが歌うと…。
本作のモデルとなったフローレンス・フォスター・ジェンキンスとは、歌唱能力が完全に欠落していたといわれる米国のソプラノ歌手。本国では知らない人はいないと言われ、レコード店で「音痴のレコードください」と言えば買えたという話も残るほど。
なお、彼女の実話を基にした『Florence Foster Jenkins』(原題)がハリウッドで製作中で、メリル・ストリープとヒュー・グラント、レベッカ・ファーガソン共演、『クィーン』『あなたを抱きしめる日まで』などの名匠スティーブン・フリアーズ監督で2016年公開予定だという。
まずはこちらの映像から、その“伝説”ぶりを確かめてみて。
『偉大なるマルグリット』は2月、シネスイッチ銀座、YEBISUGARDEN CINEMAほか全国にて公開。
《シネマカフェ編集部》
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