『顔』コンビ阪本順治×藤山直美、『団地』で16年ぶりの再タッグ!斎藤工らも出演
映画賞を総なめにした傑作『顔』から16年、日本演劇界が誇る舞台女優・ 藤山直美と阪本順治監督が再びタッグを組んだ最新作『団地』
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とある事情で家業の漢方薬局を畳み、団地に越してきたヒナ子(藤山直美)と清治(岸部一徳)。住人たちは、自治会長の行徳(石橋蓮司)と妻の君子(大楠道代)、クレーマーで次期会長を狙う吉住(宅間孝行)に、暇を持て余した奥さま連中。 ある日、些細な出来事でヘソを曲げた清治が「僕は死んだことにしてくれ」と床下に隠れてしまう。夫の姿が消えても淡々とパートに通い続けるヒナ子の言動に、隣人たちの 妄想は膨らむばかり。さらに、妙な立ち居振る舞いの青年(斎藤工)が山下家を訪れて…。
『顔』は喜劇女優・藤山さんを主演に、佐藤浩市、豊川悦司ら豪華キャストを迎え、実在した女性逃亡犯の内面を圧倒的リアリティーで再現した異色の犯罪映画。また映画は「日本アカデミー賞」「毎日映画コンクール」などでその年の日本国内の映画賞を総なめにした。
その『顔』のコンビが再びタッグを組んだ本作は、“団地”を舞台にある秘密を抱えた夫婦を描く物語で、主人公ヒナ子役の藤山さんを筆頭に、夫・清治役に岸部さん、自治会長夫妻行徳と君子役に阪本組常連の石橋さんと大楠さん、クレーマー・吉住役に宅間さん、ヒナ子の家に出入りするミステリアスな男・貴史役に斎藤さんが好演する。そのほか竹内都子、 濱田マリら個性派キャストが脇を固めている。本作は、観客の予想を気持ちよく覆す、新たなテイストの人間ドラマとなっており、様々な人生が交差する“団地”という空間で、ごく平凡な夫婦のアリエナイ体験を軽快な会話劇で描く、ちょっぴりブラックかつ滋味に溢れる、まさに“妄想としゃべくりのハーモニー”を描いている。
そして今回解禁されたポスターは、「【DANCHI】なんでもありえる昭和の集合住宅。ウワサが転がる小宇宙。」というコピーと共に、主人公ヒナ子を演じた藤山さんと、そしてなぜか床下から這い出る夫・清治を演じる岸部さんの姿が目を引くビジュアルとなっている。
『団地』は6月4日(土)より有楽町スバル座、新宿シネマカリテほか全国にて公開。
《シネマカフェ編集部》
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