「サザエさん」著者・長谷川町子の創作世界を紐解く!初回顧展「よりぬき長谷川町子展」
国民的新聞漫画『サザエさん』の生誕70周年を記念して4月28日から5月22日まで、作者である長谷川町子にフォーカスした「よりぬき長谷川町子展」が京都・美術館「えき」KYOTOで開催される。
最新ニュース
スクープ
-
「思ったよりお似合い」イ・ジョンソクとムン・ガヨン、香港での目撃談が話題!
-
広瀬すずの実写化で話題の「ちはやふる」、和菓子や伝統工芸とコラボ!
-
「短くて面白い」が選ばれる新時代――新たな配信サービスの挑戦

『サザエさん』を生み出した長谷川町子は、幼いころから絵の才能に恵まれ、14歳のとき田河水泡に弟子入りすると、翌年日本初の女性漫画家としてデビュー。これまでに普遍的なユーモアとそれを表現する卓越した画力で多くの人々を魅了してきた。
同展では、長谷川町子美術館の全面協力のもと、昭和の文化史に残る長谷川町子の生涯と知られざる豊かな創作世界を全5章に分けて紹介する。第1章の「15歳の天才少女」では、『サザエさん』以前の仕事を紹介。デビュー作や戦時中の仕事、初めての新聞連載などを貴重な掲載紙やパネルなどで展示する。第2章「サザエさん登場!」では、厳選した原画100枚や掲載紙の複製、単行本などでその人気ぶりを紹介。第3章「いじわるばあさん」では、強烈な個性を持ちつつもどこか憎めない『いじわるばあさん』をはじめとした『サザエさん』以外の漫画作品を紹介する。
続いて第4章の「町子の絵本」では、戦前からつながっている『動物絵本』や、漫画と連動した『サザエさん絵本』、『町子えほん』などといった絵本の原画を展示。第5章の「うちあけ話」では、町子とサザエさんが重ねあわせてイメージされることが多くなったことから書かれた自伝的な漫画入りエッセイ『サザエさんうちあけ話』などについて紹介される。また、会場では展覧会記念グッズも販売される予定だ。
【イベント情報】
「よりぬき長谷川町子展」
会場:美術館「えき」KYOTO
住所:京都府京都市下京区東塩小路町657
会期:4月28日~5月22日
時間:10:00~20:00(入場は19:30まで)
料金:一般800円、高大生600円、小中学生400円
会期中無休
『サザエさん』の著者・長谷川町子の創作世界を紐解く初の回顧展「よりぬき長谷川町子展」
《HEW》
特集
関連記事
この記事の写真
/