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【特別映像】『デッドプール』大ヒットの秘密は、“俺ちゃん”の一途な愛!?

全世界120カ国でオープニング成績No.1、日本でも週末興収1位を記録した規格外ヒーロー『デットプール』。この大ヒットを受け、新たなTVスポット映像が到着。その人気の裏には、ハンカチ必須の(?)ワケがあること

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『デッドプール』(C)2016 Twentieth Century Fox Film Corporation. All Rights Reserved.
『デッドプール』(C)2016 Twentieth Century Fox Film Corporation. All Rights Reserved. 全 7 枚
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全世界120か国でオープニング成績No.1、日本でも週末興収1位を記録した規格外ヒーロー『デットプール』。この大ヒットを受け、新たなTVスポット映像が到着。その人気の裏には、ハンカチ必須の(?)ワケがあることが分かった。

お互いのパズルが完璧にハマったような最愛の女性ヴァネッサ(モリーナ・バッカリン)と結婚を誓った矢先、末期がんの宣告を受けたウェイド(ライアン・レイノルズ)は、危険なミュータント実験を受ける。試練の末に実験は成功するが、彼は全身がボロボロになり、彼女に素顔を見せられない状態になってしまう。自分の顔を治せるのは、実験を指揮したエイジャックス(エド・スクライン)だけ。素顔を隠すために赤いスーツを自作し、デッドプールとなったウェイドは、彼女と再会するために宿敵を追う――。

“第四の壁”と呼ばれる映画のタブーを破り、スクリーンのほうを向いて観客に語りかけてくる『デットプール』。そのトークの中身は、思いっきり下品で毒舌で、マシンガンのように繰り出される饒舌ぶり。がんを克服するためにミュータントとなった元傭兵は、“ヒーリングファクター”(再生能力)という特別な能力を身につけ、撃たれても回復する不死身の肉体を手に入れるが、その代償として顔はおろか、全身がボロボロに…。こんな規格外なヒーローが、いま、日本でアツい支持を集めている。

アメコミの映画化作品といえば、やはり男性のアクション映画ファンがメインのターゲット。強靱なヒーローが宿敵と戦う構図のもと、高額の製作費を投入したド派手なアクションが繰り広げられるが、“俺ちゃん”ことデッドプールはひと味違う。本編でデッドプール自らが観客に語りかける通り、「これはラブストーリー」なのだ。

本作は男女比55:45と、R指定のスーパーヒーロー映画であるにもかかわらず、女性からもアツい支持を集めている。“俺ちゃん”のキュートで愛くるしいキャラクターに加え、世界の女性観客のハートをわしづかみにしたのは、ラブラブの要素。しかも、R指定のため言葉や表現の制約が取り払われ、エロい表現も躊躇なく連発されている。実際にSNSでは、「彼女に一途なとこにキュン…最初から最後までずっと面白かった」「ステキなラブストーリーでした」など、女性たちからは大絶賛のツイートが!

そう、本作には、ラブストーリーの定番といえる『ロミオとジュリエット』『オセロ』など、狂おしい悲恋を描いたシェイクスピアの作品や、『美女と野獣』『オペラ座の怪人』など、素顔を見せられない怪物のような存在が美しい女性に一途な愛を捧げる古典的な名作と同じ文脈が確立している。


正義のためでも、世の中のためでもなく、ただ“大好きな彼女のためだけに”戦う身勝手なヒーロー。早口で饒舌、しかも毒舌なデッドプールは、実はシャイで愛には一途。そんな姿こそ、世界の女性たちが求める新しいヒーロー像なのかも知れない。“俺ちゃん”なんてふざけていても、これまでのアメコミを映画化したヒーロー映画とはひと味もふた味も違う“デップー”。その愛の行方を見届けるべく、映画館に出掛けるときは、ハンカチをお忘れなく。

『デッドプール』は全国にて公開中。

《シネマカフェ編集部》

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