“木と再生”テーマに木彫やインスタレーションを展示「木々との対話ー再生をめぐる5つの風景」
今年開館90周年を迎える東京都美術館にて、5人の作家による企画展「木々との対話ー再生をめぐる5つの風景」が開催される。
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家屋などの建造物や仏像、家具、工芸品の材料としてや、長い美術の歴史の中で伝統的な素材として大切に使用されてきた「木」に改めて着目する同企画展。「木と再生」をキーワードに、各世代の現代日本を代表する美術家5名による木彫作品やインスタレーションが展示される。
木彫作品には、実在の動物や、神話や伝説の生き物を、仏像彫刻の技法を取り入れて彫刻する土屋仁応や、気品と格調の高い木彫による肖像彫刻と「スフィンクス・シリーズ」など異形の人物像で人気の高い舟越桂の作品が展示される。
インスタレーションの出展作家には、ダイナミックなスケール感のあるインスタレーションを展開する國安孝昌をはじめ、雑草や花の精緻な彫刻作品を展示する須田悦弘、廃材の上に金箔を貼るアッサンブラージュのシリーズの作品を手掛ける田窪恭治がラインアップされている。いずれの作家も、過去作とともに本展のための新たな作品が展示される。
また、出展作家による講演や、いとうせいこうが登壇するトークショーなどの関連プログラムも実施される。
「木々との対話ー再生をめぐる5つの風景」は、7月26日(火)~10月2日(日)東京都美術館にて開催。
HP:http://90th.tobikan.jp/exhibition.html
関連イベント:http://90th.tobikan.jp/exhibition-event.html
《シネマカフェ編集部》
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