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【ドラマニア】星野源を筆頭にズラリ! 2016年「ムズキュン男子」まとめ

2016年のテレビドラマをふり返ってみると、恋愛に奥手かつ不器用な登場人物たちが非常に多かったような気がします。中でも注目を集めたのが、「逃げ恥」の平匡さんでお馴染み“ムズキュン男子”の存在。ムズキュンとは…

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2016年のテレビドラマをふり返ってみると、恋愛に奥手かつ不器用な登場人物たちが非常に多かったような気がします。中でも注目を集めたのが、「逃げ恥」の平匡さんでお馴染み“ムズキュン男子”の存在。ムズキュンとは、見ていてムズムズするくらい恋愛臆病なのにも関わらず、ふとした瞬間、その純粋さにキュンとさせられる現象のこと。今日は1年間のドラマ作品をふり返りながら、話題の“ムズキュン男子”――その魅力について、改めて考察していきましょう。

■“ムズキュン男子”の代表と言えばこの人
津崎平匡(星野源)/「逃げるは恥だが役に立つ」

「逃げるは恥だが役に立つ」第10話(C)TBS

恋愛初心者であることをどこかコンプレックスに感じている平匡は、兎にも角にも自己肯定力が低く、毎回、私たち視聴者をこれでもかという程ムズムズさせてくれました。主人公・みくりからの明らかなアプリーチを前にしても、「勘違いしたらバカを見る」「恥をかく位なら、こんな感情飲み込んでしまえばいいんだ」と心を凍結させてしまう始末。最初はその姿にもどかしさを覚えていましたが、回を追うたび、まるで自分ごとのように応援したくなるのが不思議…。とにかく愛おしく思えてくるんです。それこそがまさに、“ムズキュン男子”最大の魅力なのかもしれませんね!

劇中、みくりの台詞の中にもありましたが、格好良い男性って常に完璧で無ければその形容詞が成立しないような気がしませんか? でも、愛らしさが魅力の男性は、その点無敵なんですよね~。実際男性にとって可愛いという表現は褒め言葉ではないようですが、平匡のように無意識に周りを惹きこむ真っ白な魅力というものは、いくら計算しても叶うものではない! ある意味、要注意な一面と言えるでしょう。

■仕事とのギャップに萌えまくり!
鮫島零治(大野智)/「世界一難しい恋」

また、同じく純粋さにムズムズさせられた主人公と言えば、あの社長の存在も忘れてはなりません。プライドの高さゆえ、恋愛に対してもつい天邪鬼な言動をしてしまう鮫島社長! 皆さん覚えていますか?

顧客を満足させる才能は天才的…にも関わらず、なぜか女性を満足させる才能が1mmもないという不器用型の“ムズキュン男子”。地位も財力も持っているだけに、「あーあ、それを言わなければモテるのに…」というポイントが満載でした。想い人・美咲に対しても、ついつい格好をつけては失敗するというお決まりの展開が板についていましたが、2人の恋が実った後の零治はとにかく可愛かった! メールの受信ライトを見るだけで瞳をキラキラと輝かせ、彼女との思い出の落書きを壁に飾ってはニヤニヤ。そうして小さな思い出をひとつひとつ大切にできる純粋さは、恥ずかしがるべき童心では決してなく、胸を張るべき個性なんだということを、声を大にして伝えたいものですね。好きな人のために苦手な牛乳を何本も飲み干す体当たりな愛情表現を目の当たりにしていると、思わずウルッときてしまいますよ~。

■“ツン”要素が欲しい人におすすめ
柴崎夏向(山崎賢人)/「好きな人がいること」

「好きな人がいること」

そして最後がこちら! 非常にツンデレ寄りの“ムズキュン男子”と言えば、2016年の夏を爽やかなSっ気で彩ってくれた夏向くん。彼は彼で非常にムズムズ要素を含んだヒーローでした。

それなりに恋愛経験もあるし、頭の回転も速いからこそ、先回りして周りの人たちの気持ちを読んでしまう夏向。大切な家族を傷つけないよう…無意識のうちに臆病になってしまっていた彼の閉ざされた心を、主人公・美咲の飾らないストレートな愛が正面突破していきます。それまでは常に省エネという、感情のスイッチをオフにして生活していた夏向でしたが、彼女の言動にだけはなぜだかイライラ。一喜一憂する様は、まるで幼い子どものよう。可愛さだけではない、時に横暴さも兼ね備えたキュンの嵐が――そこにありました。壁ドンや袖クルなど、少女漫画に欠かせない王道要素もたくさん詰まっているので、心の癒しになること間違いナシ!

以上、2016年のドラマに欠かせない“ムズキュン男子”の存在。この機会に是非、おさらいしてみてはいかがでしょうか。

《YUKI》

三度の飯よりドラマが大好き YUKI

テレビ局での勤務を経て、フリーに転身。毎クール全ての作品に目を通す【ドラマニア】としてコラムを執筆している。近年はシナリオライターとしても活動の幅を広げており、乙女ゲームをはじめ、CMや謎解きなど、ジャンルを問わず様々な企画に挑戦中。

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