2017年は“日本生まれ”ヒーローが主役!『パワーレンジャー』ほか
2016年は言わずもがな、『君の名は。』『この世界の片隅に』『ズートピア』『ペット』など、劇場アニメが映画界を席巻した1年だった。2017年は、アメコミヒーローはもちろん、“日本生まれ”のヒーローも続々と
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2016年の年間映画興行ランキング1位にして、歴代邦画興収ランキング2位に躍り出た『君の名は。』をはじめ、口コミからジワジワと広がりを見せ拡大公開を続けている『この世界の片隅に』、洋画では動物たちが主人公ながら、その作品力の高さで興行収入76億円を突破したディズニー・アニメーション『ズートピア』など、過去、類を見ないほどにアニメーション作品が注目を集めた1年となった。
この流れは、『モアナと伝説の海』に始まり、『SING/シング』『怪盗グルー』シリーズ最新作など、2017年も依然として続きそうではあるが、それに「待った」をかけるのが、ハリウッド超大作のヒーロー映画だ。
まずは先週末に公開し、初登場1位となった『バイオハザード:ザ・ファイナル』。ミラ・ジョヴォヴィッチ演じる美しきヒロイン・アリスの最後の戦いを描く『バイオハザード』シリーズ最終章で、シリーズ最高興収47億円を突破した4作目『バイオハザードIV アフターライフ』の公開3日間対比110%を記録、今年最初の興行収入50億円超え作品となるか期待が高まる。
続いて、日本でも人気のベネディクト・カンバーバッチが天才外科医を演じるマーベルスタジオ最新作『ドクター・ストレンジ』(1月27日公開)、キャストも一新し、新たなスパイダーマンの活躍を描く『スパイダーマン:ホームカミング』(8月11日公開)、『トランスフォーマー』シリーズ最新作『トランスフォーマー/最後の騎士王』(夏公開)、バットマンをはじめDCコミックスのヒーローたちが集結するドリームチームの活躍を描くアクション大作『ジャスティス・リーグ』(冬公開)など、ヒーロー超大作の公開が続々と控えている。
中でも注目したいのが、ハリウッドが総製作費120億円をかけて製作する『パワーレンジャー』だ。7月15日(土)に日本上陸が決まっている『パワーレンジャー』は、日本発の同名ゲームの映画化で“女性が主人公のアクション超大作”の道を切り拓いた『バイオハザード』や、同じく日本発の玩具がベースとなり、ヒットメーカー、マイケル・ベイの手により人気シリーズとなった『トランスフォーマー』と同様、20年以上にわたり世界中にファンを拡大し続けてきた日本発のコンテンツ。
ごく平凡な5人の高校生が、あるとき手に入れた驚異的なパワーの大きさに戸惑いながらも仲間たちと悩み助け合い、やがて訪れる脅威に立ち向う。そんな新たなヒーローの誕生を、ハリウッド屈指のスケールと圧倒的映像で描き出していく。その壮大なストーリーにふさわしく、主要5人のキャスト陣には人気シンガーのベッキー・Gをはじめフレッシュな顔ぶれを揃えつつも、人気海外ドラマ「ブレイキング・バッド」ウォルター・ホワイト役で知られるブライアン・クランストンや、『ピッチ・パーフェクト』シリーズのエリザベス・バンクスが脇を固める。製作陣には、『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』『ワイルド・スピード SKY MISSION』などのスタッフが名を連ねており、世界中の映画ファンたちを魅了する要素が満載だ。
この夏の『パワーレンジャー』をはじめ、ハリウッド屈指のヒーロー映画たちが2017年の映画興行でもヒーローとして活躍できるのか、その動向にいまから注目が集まる。
《シネマカフェ編集部》
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