「TRICK」刑事・矢部謙三のドラマが4年ぶりに復活! 生瀬勝久が袴田吉彦と対峙…
仲間由紀恵と阿部寛共演で人気を博したドラマ「TRICK」に主要キャストの一人として登場し、シリーズを通して無くてはならない存在となった生瀬勝久演じるキャラクター・矢部謙三。
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2010年と2013年には、矢部を主人公にした連続ドラマ「警部補 矢部謙三」が放送され、金と権力にはめっぽう弱いが、目下の人間には理不尽なまでに強気という前代未聞の刑事・矢部謙三が、部下の手柄と迷推理によって難事件を解決する様が大反響を呼んだ。
そして今回、4年の時を経て再び幕を開ける最新作では、孤立した秘湯を舞台に、人工頭脳と人工頭毛が壮絶な戦いを繰り広げる。見どころは何と言っても、無責任かつ傍若無人な性格ながら、どこか憎めない矢部謙三のキャラクター。清々しいまでに“強きを助け弱きをくじく”不遜な人格で、刑事としての仕事をサボることに情熱を注ぐアンチヒーロー。その一方、頭部に深刻な悩みを抱え、髪に関連したキーワードには過剰に反応してしまうという悲哀に満ちた存在でもある。そんな矢部が、持ち前の強運と周囲の勘違いを武器に、本人のあずかり知らないところで難事件を解決に導いていくのがこの作品のポイント。
矢部の相棒を務めるのは、池田鉄洋扮する電脳オタクのヒラ刑事・秋葉原人。常に従順に付き従ってきた3代目部下だが、しかし今回は揺るがないと思われていた2人の関係にある異変が!? そして、本作で矢部と対峙することになるのが、袴田吉彦演じる天才科学者ディープ・マナブ。犯罪捜査専門の人工知能を開発し、FBIやスコットランドヤードでさえさじを投げた事件を次々に解決してきたという最強のライバル。“人工頭毛”を持つ男・矢部と、“人工知能”を駆使するDマナブが、「闇の行司」と呼ばれる殺人鬼の捜査で競うことになる。
今回再び矢部役で登場する生瀬さんは、「自分のキャリアの中でも、矢部は特に楽しく演じられるキャラクター。とても好きな作品ですから、4年近く間が空いてのオファーにも、特別な驚きはありませんでした。僕自身、終わったコンテンツだとは思っていませんでしたし、依頼さえあればいつでもやれる自信がありましたから(笑)」とオファー時の心境をコメント。また、「どうせやるなら、振り切っていきたいです。『どうしたんだ?』『アイツ大丈夫か?』と周囲をザワつかせるくらい、突き抜けたことをやりたい。進化した矢部を見てもらいたいと思っています」と気合い十分に語った。
「警部補 矢部謙三~人工頭脳VS人工頭毛~」は今春、auビデオパス(SVOD)、テレ朝動画(TVOD)にて配信予定。
《シネマカフェ編集部》
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