EXILE HIRO、山奥の撮影現場に“コンビニ”を差し入れ!
映画『たたら侍』の日本初上映が3月4日(土)、開催中の「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2017」にて行われ、EXILE…
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EXILE HIROがエグゼクティブプロデューサーを務め、劇団EXILEの青柳翔を主演に迎えた本作。出雲のある村に伝わる、刀を作る“たたら吹き”技術を守るため、一度は村を飛び出した男が挫折を味わいながらも戦う姿を描く。
前日は斎藤工の舞台挨拶が大盛況だった同映画祭だが、この日も、小林さん、石井さんをひと目見ようと開場前から長蛇の列ができ、小林さんらが舞台上に姿を現すと「キャーッ!」と黄色い歓声がわき上がった。
小林さんは、青柳さんが演じる主人公・伍介の幼なじみの新平を演じているが、印象に残っているシーンとして、2人が村を出ていこうとするシーンに言及。「生まれ育った場所から出ていく者と出ていかない者――生き方が分かれるところ。僕も、ダンスやEXILEの仲間と出会ったのは、生まれ育った町を出てから。感じるところがありました」としみじみと語る。
石井さんは、伍介の許嫁のお國を演じているが、舞を披露するシーンも。普段のスピーディで切れのある動きを封印し「普段と違ってゆっくりと踊るのが大変でした」とふり返る。雨の中でのシーンは、大量の水を山の上に運び、スプリンクラーで水を撒いて撮影されたという。石井さんは「全員が『いいものにしよう』と思いながら臨んでて、いま思い出しても幻のよう」と語る。
同シーンにおける1カットでの長回しの撮影に緊張はしなかったか? という問いに、小林さんは「なかったです。あんなに良いシーンに参加できてうれしかった。連帯感があって、緊張よりも『良いシーンに』という思いが先に出ていた」と初映画出演作とは思えない落ち着きぶり。錦織監督は「EXILEの人はダンスはうまいけど(演技は)どうなの? と思われるかもしれないけど、存在感があり、“侍”でした。新ヒーローが誕生したと思った」とこれ以上ない賛辞を贈っていた。
撮影は島根県の奥出雲の山奥に村を作り、周囲の自然を最大限に生かして行われており、殺陣もCGなし。たたら吹きのシーンも、伝統技術を受け継いだ職人の姿を実際に撮影している。時代劇が興行的に難しいと言われる現代だが、錦織監督は、HIROさんの「本物を作れば若い人はわかってくれる」という言葉を紹介。
また、監督からは、人里離れた山奥で、休みなく仕事をするスタッフのために、HIROさんが「コンビニを差し入れしてくれた」という仰天エピソードを披露し、会場は驚きに包まれていた。
『たたら侍』は5月20日(土)より全国にて公開。
協力:ゆうばり国際ファンタスティック映画祭実行委員会
《シネマカフェ編集部》
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