宮野真守、“どん底時代”を回顧「子どもながらにつらかった」
アニメーション映画『SING/シング』のジャパンプレミアが3月8日(水)、都内にて開催され、主人公のバスター・ムーン役の日本語吹き替え版声優を担当した内村光良をはじめ…
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同作は、日本を含む世界中で“ミニオン”旋風を巻き起こした『ミニオンズ』や、興行収入40億円超えの大ヒット映画『ペット』など、ユニバーサル・スタジオ×イルミネーション・エンターテインメントの黄金タッグによる新作アニメーション。倒産寸前の劇場を立て直すため、コアラの支配人バスター・ムーンがオーディションを開催し、無名のシンガーたちが夢を追い駆ける。
作品内容にちなんで、どん底時代が話題にあがると、宮野さんは「どん底といったら語弊があると思うのですが」としたうえで、「子役時代ですね」と明かした。「つらかったのですよ。エキストラの仕事が多くて。有難かったのですが、よく分からない砂利道を裸足で走ったりとか、集合して仕事がないのでそのまま解散みたいなことが子どもながらにつらかったな」と回顧。「芸能界でやって行きたいなという想いが強くて。18歳で初めて声優のお仕事をもらってから世界が広がったなと思いますので、続けていてよかったなと思います」とふり返った。
佐倉さんは“どん底エピソード”として、10代後半のときに声が出なくなった体験を紹介した。叫んでも息しか出ない状態になってしまったそうで、「声だけを武器に仕事をしていかなければいけない職業なので、一番どん底だったかなと思います。結果、資格を取って潰しが利くようにしてなんとか乗り切り、1年、2年かけてようやく声が戻って来たので」と述懐。「この先も(声優を)続けて行けたらなと思っています」と笑顔を弾けさせた。
木村さんは、父親の母国であるドイツで生まれ、7歳のときにドイツ語しかしゃべれない状態で日本に来たにもかかわらず、公立の小学校に入り、「誰とも話せない」という状態を体験したそう。しかし、「友達をいっぱい作ることで日本語を覚えました」と目を輝かせた。そんな木村さんを、内村さんは「聞いたら、13歳からジャイアン(の声)をやっているそうで。すごいですよ」と絶賛。木村さんは「ジャイアンが日本語を教えてくれたみたいなものです」と照れ気味にはにかんでいた。
イベントには、大地真央、大橋卓弥(スキマスイッチ)、斎藤司(トレンディエンジェル)、河口恭吾、重本ことりも出席した。
映画『SING/シング』は3月17日(金)より全国にて公開。
《竹内みちまろ》
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