山田孝之×河瀬直美×EXILE TRIBEのコラボ作品も!「SSFF&ASIA 2017」
米国アカデミー賞公認・アジア最大級の国際短編映画祭である「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア(略称:SSFF & ASIA)」。本年度アカデミー賞では、本映画祭のグランプリ作品『合唱』
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全米映画俳優組合(SAG)の会員でもある俳優・別所哲也が、米国で出会った「ショートフィルム」(1分~25分程度の短編映画)を日本に紹介したいとの想いから1999年に創立した本映画祭。2001年には名称を「ショートショート フィルムフェスティバル(SSFF)」とし、2004年には本国アカデミー賞公認映画祭に認定、アジア発の新しい映像文化の発信・新進若手映像作家の育成目的から「ショートショート フィルムフェスティバル アジア(SSFF ASIA)」も誕生した。
19回目となる今年は、140を越える国と地域から9,000本以上のショートフィルムが集結。その中から、選りすぐりの約250作品を上映する予定という。まず、見どころとなるのは、「EXILE TRIBE」と「SSFF & ASIA」のコラボプロジェクト「シネマファイターズ」。ショートフィルムの総合ブランド「ShortShorts」と日本のエンターテインメントシーンを牽引するアーティスト集団「EXILE TRIBE」がタッグを組み、本映画祭でのプレミア上映に向け、全6作品のショートフィルムの製作を進めている。
その第1弾作品は、山田孝之、石井杏奈(E-girls)らが出演する『パラレルワールド』。『あん』『光』の河瀬直美が監督を務め、「三代目J Soul Brothers」の楽曲「Unfair World」の世界観を映像化。
15年ぶりに母校の天体観測室を訪れた徹。当時のまま、時が止まったかのような部屋で1冊のノートを見つける。「見ていてくれてありがとう」。それは想いを寄せていたダンス部の真矢からのメッセージだった。伝えることのできなかった想いが行き場もなく、徹の目から涙が溢れ15年前といまが交錯しはじめる。もしも、あの刻(とき)を動かせるなら…。
なお、今回のテーマは、「cinemaTIC! cinemaTEC!」。20世紀に花開いた映画文化は人々を魅了してきたが、21世紀を迎え、デジタル化を筆頭に数多の最先端技術が次々に興隆。撮影や制作現場に革新をもたらすテクノロジーとテクニック=“シネマテック”が花開き、さまざまな垣根を越えたエンターテインメントとして新時代を切り開き、進化し続けている。その一方で、映画が紡ぎ出す“シネマチック”な体験、そして感動は昔も今も同じ。来年に控える映画祭20周年を前に、フェスティバルアンバサダーにLiLiCoを迎え、シネマの普遍性と進化の先にある映画・映像の未来に光をあてていく。
「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2017」は6月1日(木)~6月25日(日)、東京・表参道ヒルズ スペース オーほか、横浜・ブリリア ショートショート シアターにて開催。
《シネマカフェ編集部》
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