鈴木梨央、『LOGAN』で吹替&スペイン語に挑戦!
“最後”のウルヴァリンをヒュー・ジャックマンが全身全霊で演じる、マーベル映画最新作『LOGAN/ローガン』
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ミュータントがほぼ絶滅し荒廃した近未来。ローガンは治癒能力を失いつつあった。そんなローガンに年老いたチャールズ・エグゼビアが託した最後のミッションは、絶滅の危機にあるミュータントの唯一の希望となるローラという謎めいた少女を守ること。強大な武装組織の襲撃を逃れ、車で荒野を旅する3人の行く手には、想像を絶する運命が待ち受けていた――。
すでに3月3日より公開されている全米では、3日間で8,530万ドル(約97億円)を記録し、『ウルヴァリン』シリーズの中でもNo.1の成績。“アメコミ映画初”となるベルリン映画祭では、上映後にスタンディングオベーションが起き、全米批評家サイト「Rotten Tomatoes」のトップ批評家による評価でも、92%という高評価を維持し続けており、作品の質の高さが伺える。
ミュータントがほぼ絶滅し荒廃した近未来を舞台とした本作は、治癒能力を失いつつあったローガンに、年老いたチャールズ・エグゼビアが、絶滅の危機にあるミュータントの唯一の希望となる“ローラ”という謎めいた少女を守ることをミッションと課す。そんなローラを演じるのは、ダフネ・キーン。ローラの父親代わりとなっていくローガンを演じたヒューは、「ダフネは素晴らしい女優で、本作で共演できたことは光栄だった。ファンたちは、ダフネに夢中になって、彼女に恋をするはずだ」と絶賛している。
そして今回、ダフネ演じるローラの吹き替えを担当するのが、大河ドラマ「八重の桜」や連続テレビ小説「あさが来た」などに出演し、演技力の高さが話題を呼ぶ鈴木さん。劇中でローラは、英語とスペイン語を話しており、鈴木さんは英語のパートは日本語に吹き替え、なんとスペイン語のパートはスペイン語で声を当てている。
ローラの話すスペイン語は非常に早口で、スペイン語の先生でもローラのスピードで話すのは苦戦するほど。しかし、鈴木さんはテープを聞き、自身でメモを持ち込み見事やってのけ、先生を驚かせたという。アフレコについて鈴木さんは、「早口のスペイン語だったので、頂いた音源を何度も聞いてワンフレーズずつ覚えていきました。台本に自分でアクセントをつけたり自分流の強弱、テンポを記入して、役者さんのお芝居に近づけるように練習しました」とスペイン語での役作りを明かし、「日本語の部分は、ローラの感情と距離感を意識しました。大変でしたが初めての経験で勉強になり、とても楽しかったです」とふり返っている。
なお、ヒュー演じるローガン/ウルヴァリンは、シリーズを通してずっと演じてきた山路和弘が担当する。
『LOGAN/ローガン』は6月1日(木)より全国にて公開。
《シネマカフェ編集部》
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