昆夏美の伸びやかな歌声!日本版“ベル”の「朝の風景」がお披露目『美女と野獣』
エマ・ワトソンを主演に迎え、2017年の世界興行収入トップとなる記録的な大ヒットを続けている『美女と野獣』。日本公開も待たれる中、主人公ベルを代表する名曲「朝の風景」をプレミアム吹替版
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アニメーション映画として、史上初めてアカデミー作品賞にノミネートされたディズニー・アニメーションの名作を、豪華キャストと最高のスタッフで実写映画化した本作。「朝の風景」はアカデミー歌曲賞にもノミネートされた、ベルの初登場シーンの楽曲で、アニメーション版でもお馴染みの人気曲の1つ。
この楽曲が評価されている点は、軽快な音楽にのせて主人公ベルに加え、ベルに恋するうぬぼれ屋ガストン、ベルと町の人との関係、彼女の夢が紹介され、この曲だけでベルの人となりが伝わってくること。歌いだしのメロディは伝統的な雰囲気で“シンデレラ”などに通ずる古き良き魅力もあり、一度聴くと耳にいつまでも残る1曲だ。作曲したアラン・メンケンも、「つくっているときから特別な曲になる気がした」と自身の思い入れを明かしている。
今回の実写版で「朝の風景」のシーンが解禁されると、アニメーション版への忠実さもさることながら、ベル役エマの透明感ある歌声が大きな話題を呼んだ。このたび解禁となったプレミアム吹き替え版の「朝の風景」では、昆さんが透き通った歌声で伸びやかに歌い上げている。オーディションの際には、米ディズニーから「キャラクター、声質ともエマの印象にぴったり。素晴らしい演技」と太鼓判を押されていた昆さん。
数々のディズニーアニメーションの吹き替え版演出を手掛け、今回のプレミアム吹き替え版の演出も務めた松岡裕紀氏も昆さんの演技について、「吹き替えの仕事が初めてとは思えないくらい自然に演技できていたと思います。ベルの歌は台詞の延長で、あまり『ここから歌です!』というようにはしないでくださいというのをとても良く理解してくれて、本当にベルが台詞でしゃべるように歌ってくれました。ベルの気持ちの変化も敏感にとらえて演じてくれたので、とても生きたベルになったと思います」と高く評価している。
本作の主人公ベルは、聡明で心優しく、勇敢な魂を秘めた美しい女性だ。変わらぬ日常が繰り返される小さな村で愛する父モーリスと暮らしながら、広い世界を夢見ている。自分の意思を持ち、困難に直面しても自分の力で乗り越えようとする、独立心旺盛な心の持ち主ベルを演じるエマは、なるべくしてなったともいえる見事なキャスティング。実写版として重要な“リアリティ”をキャラクターにもたらしている。さらに、プレミアム吹替版にはミュージカル界の歌姫として知られる昆さんがキャスティングされ、透明感がありながらも芯の通った声はベルのキャラクターをより魅力的に映し出している。
『美女と野獣』は4月21日(金)より全国にて公開。
《シネマカフェ編集部》
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