山田孝之、極寒ロケで凍傷に「左手薬指の先の感覚がない」
テレビ東京開局記念日ドラマ特別企画「破獄」の完成披露試写会が4月5日(水)、東京・六本木の同局内で行われ、主演のビートたけし、共演する山田孝之と吉田羊が出席した。
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「読売文学賞」を受賞した吉村昭の同名小説を32年ぶりに映像化した本ドラマ。戦前から戦後の時代にかけて、脱獄阻止だけに命を燃やす一人の看守・浦田進(たけしさん)と不屈の脱獄犯・佐久間清太郎(山田さん)の息詰まる闘いが繰り広げられる。吉田さんは看守の娘・浦田美代子を演じている。
たけしさんは「荷が重かった」と初の看守役に悪戦苦闘。初共演した山田さん&吉田さんについては、「お芝居があまりにうまくて、何とかこっちの下手さがバレないように、バレないように(笑)。自分の努力の足りなさと、いい加減さが堪えましたね…」と自虐を交えて、絶賛していた。また、撮影前にオーストラリアへ正月旅行したものの「よく考えたら、雪国の看守役だから、日焼けしちゃまずいと気づいて(笑)。ゴルフもできず、帰る日も決まっているし、1週間ずっとホテルにいた」と苦笑いを浮かべた。
一方、脱獄に執念を燃やす佐久間を演じた山田さんは、極寒の網走ロケに触れて「ふんどし一丁で、キレそうになった」「凍傷になり、左手薬指の先の感覚がない」と仰天のエピソードを披露。それでも、「これからもテレ東でやりたいことがあるので、訴えませんが…」と不敵な笑みを浮かべた。
また、吉田さんは「背中に哀愁を感じ、グッと泣きそうになった」と父親を演じるたけしさんとの共演を語り、「不器用にお気遣いいただく姿が、役柄にぴったりで。届きそうで届かない距離が、うまくリンクした」とふり返った。
テレビ東京開局記念日 ドラマ特別企画「破獄」は4月12日(水)21時~テレビ東京ほかにて放送。
《シネマカフェ編集部》
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