実在の“殺人鬼カップル”を描く問題作!『地獄愛』予告編到着
2014年公開されたベルギー・フランス合作の映画『地獄愛』が、7月より日本公開が決定。本作は、アメリカに実在した殺人鬼カップル、
映画
洋画ニュース
-
「思ったよりお似合い」イ・ジョンソクとムン・ガヨン、香港での目撃談が話題!
-
【予告編】秘密の“情事部屋”に5人の男と美女の死体…『パーフェクト・ルーム』
-
「短くて面白い」が選ばれる新時代――新たな配信サービスの挑戦

シングルマザーのグロリアは、出会い系サイトを通じてミシェルという男に出会う。ミシェルは寂しい女性を夢中にさせ、女性の性的欲求を満たすことで生計を立てる結婚詐欺師であった。グロリアはミシェルに出会った途端深い恋に落ち、ミシェルが結婚詐欺師だと知ってもその恋は冷めることはなく、娘を放棄するほどミシェルを付け回し、2度と自分から離れないように強要。最初はそんなグロリアを恐れていたミシェルも、いつしかその異常な愛を心地よく感じ、兄妹と偽り共に結婚詐欺をする道を選ぶ。しかし、そんな2人の歪んだ愛は、やがて未亡人を次々と殺す狂気へと変わっていく――。
「オースティン・ファンタスティック映画祭2014」にて最優秀作品賞など4冠を果たし、ベルギーのアカデミー賞といわれる「マグリット映画賞2016」で3部門を受賞した、狂気のラブストーリー『地獄愛』。『ネオン・デーモン』のニコラス・ウィンディング・レフン監督が審査員長を、『イット・フォローズ』のデヴィッド・ロバート・ミッチェル監督が審査員を務めた「第6回マイ・フレンチ・フィルム・フェスティバル」では、見事審査員賞を獲得している。
監督を務めたのは、デビュー作『変態村』でカンヌを始め全世界に騒然と熱狂を以ってその名を轟かせたファブリス・ドゥ・ヴェルツ。監督は、そんな『変態村』と本作『地獄愛』を含めた「ベルギーの闇3部作」を製作予定で、「魅力的な文脈と俳優たちと戯れ、罪深く、不気味で詩的な映画を作り上げたい」と語っている。
このほど公開された予告編では、殺人鬼カップルへと化す2人の出会いからスタート。徐々にミシェルに惚れ込み、嫉妬と寂しさに苦しみ、狂気が芽生えるまでのグロリアの表情が印象的な仕上がりに。また、最後にはテーブルの上に横たわる裸体をのこぎりで…というシーンで終了するという、何とも衝撃的な予告編となっている。
『地獄愛』は7月1日(土)より新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開。
《シネマカフェ編集部》
特集
関連記事
この記事の写真
/