女優ケイト、生放送中に自殺したキャスターと同化して…『ケイト・プレイズ・クリスティーン』7月公開
2016年のサンダンス国際映画祭でドキュメンタリー部門脚本賞を受賞したほか、海外映画祭で話題を呼んだ異色ドキュメンタリー『ケイト・プレイズ・クリスティーン』
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1974年、生放送中に自殺したテレビキャスター、クリスティーン・チャバック。彼女を演じることになった女優ケイト・リン・シールは、役作りのため生前のクリスティーンの足取りを追う。彼女の住んでいた街へ赴き、髪型や肌の色を似せ、精神的にも肉体的にもクリスティーンへの同化を強めていく。しかし、その同化が、ケイトにある変化をもたらせ始める…。なぜ、彼女は自殺したのか? 謎につつまれた死の真相に迫った衝撃のドキュメンタリー。
本作は、70年代、キャスター(クリスティーン・チャバック)が生放送中に自殺したというショッキングな事件を演じるため、役作りをする女優ケイト・リン・シールの姿を捉えたドキュメンタリー。実際にあったというその事件は、1974年に起こった。キャスターのクリスティーンが、フロリダ州サラソタの地方局で生放送中に突然拳銃自殺したのだ。しかし、家庭用ビデオが普及する以前だったため、自殺映像が世間に出回ることはなく、事件は都市伝説と化している。放送を録画したテープは、当時のテレビ局社長が金庫に保管しているといううわさもあるが、真相はいまだ闇の中。人々の記憶が薄れてゆき、当時の映像記録もない中で、彼女が自殺に至った背景は謎につつまれている。
監督は、『Actress』でゴッサム・インディペンデント映画賞を受賞したロバート・グリーン。また出演するケイトは、『サプライズ』、『The Color Wheel』、『サクラメント 死の楽園』などにも出演している。
『ケイト・プレイズ・クリスティーン』は7月15日(土)よりアップリンク渋谷にて公開。
《シネマカフェ編集部》
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