“異星言語”を表現する音楽にも注目!映画『メッセージ』
第89回アカデミー賞にて作品賞、監督賞を含む8部門にノミネートされ、音響編集賞を受賞した映画『メッセージ』が、本日5月19日(金)よりついに公開された。
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突如、地上に降り立った巨大な球体型宇宙船。言語学者のルイーズ(エイミー・アダムス)は、地球にやってきた謎の知的生命体と接触し、彼らの“言語”を理解してほしいと米軍から依頼を受ける。物理学者のイアン(ジェレミー・レナー)とチームを組み、彼らの“言語”の解読に全力を注ぐルイーズ。人間のものとは全く異なる、そして、まるで動く絵画のような異質な言語の謎が解けたとき、彼らが地球にやってきた驚くべき真相と、美しくも切ないメッセージが明らかになっていく――。
SF作品ながら、感動のエンタテインメントでもあり、世界中から絶賛を受けている本作。球体型飛行体で地球にやってきた彼らは、人間のものとはまるで違う次元の“言語”を用いていた。
映画の音楽を手掛けたのは、数々の受賞歴に輝くアイスランドのコンポーザー、ヨハン・ヨハンソン。電子音とクラシックのオーケストラ・サウンドを融合させたヨハンソンの音楽は多種多様であり、映画音楽も数多く手がけている。エディ・レッドメインがオスカーを獲得したジェームズ・マーシュ監督『博士と彼女のセオリー』(’14)ではゴールデン・グローブ賞作曲賞を獲得した。
今回のサントラに収録されている、謎の生命体“ヘプタポッド”のテーマとして流れる「異星言語ヘプタポッドB」でも、電子音とオーケストラを融合させた彼の持ち味が遺憾なく発揮されている。
また、『シン・ゴジラ』の樋口真嗣監督が責任編集し、『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』の押井守監督、『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』の前田真宏監督という日本が誇る3大奇才監督が語る特別映像も公開されており、ヨハンソンやマックス・リヒターによる楽曲が印象的な形でフィーチャーされているので注目だ。
『メッセージ』は全国にて公開中。
『メッセージ』オリジナル・サウンドトラックは発売中。
《シネマカフェ編集部》
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