2017年4月3日から放送がスタートした本作。物語の始まりは東京オリンピックが開催された1964年。茨城県の北西部にある山あいの村・奥茨城村で育った谷田部みね子(17歳/有村さん)が、“金の卵”として東京に集団就職し、自らの殻を破って成長していく波乱万丈の青春記が描かれた。沢村一樹、木村佳乃、峯田和伸、佐久間由衣、竹内涼真、磯村勇斗、竜星涼、島崎遥香ら豪華俳優陣の共演でも度々話題をよんだ。
この日、イベントにはヒロイン・谷田部みね子役の有村さんをはじめ、佐久間由衣(助川時子役)、泉澤祐希(角谷三男役)、磯村勇斗(前田秀俊役)が登壇。
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有村さんは「この最後の時間をみなさんと共有でき、終わりの日にふさわしい時間になったのかなと思います。皆さんにこの作品が届くということを信じてずっと撮影をしてきたので、このように迎えてくださって、心から幸せに思います。茨城を舞台にした作品に出られて嬉しかったです。みなさんたくさんの愛情をありがとうございました」と感動の思いをコメント。
また、磯村さんは「たくさんの人に集まっていただき、幸せな最後を迎えることができたと思っております。『ひよっこ』は終わってしまったんですけれど、続きがあることを信じて、皆さん『ひよっこ』のことを忘れずに、ヒデは生き続けていくので、よろしくお願いします」と熱い思いを寄せた。
また、みね子の幼なじみを演じた佐久間さんは「1年くらい前にここ(茨城県)に(撮影で)毎日通ってきていたので、懐かしい気持ちになって、第二のふるさとに帰ってきたような気持ちになりました」と話し、泉澤さんも「また(茨城に)帰ってこられて嬉しいです」「幼なじみ三人とヒデの4人で来られたことが、劇中でそんなにヒデと絡むことがなかったので、こうやってヒデと一緒に来られたことがすごく嬉しかったですし、三男として来ることは最後になるんじゃないかなと思うので、こうやって茨城に来られて嬉しかったです」とそれぞれ物語の舞台となった茨城県への愛情を垣間見せた。
イベと終了後の囲み取材では、各々、イベントの感想を述べ、「見てくださってた皆さんが、『ひよっこ』という作品を通して、みね子やいろいろな登場人物たちと一緒に、半年間過ごしてくださっていたんだなというのが、実感できる時間でした。一緒に笑ったり泣いたり怒ったりしてくださっていたことに感謝しています」(有村さん)、「こんなにもたくさんの方々と最後を一緒に終えることができたというのは、すごく幸せな時間をいただけたな、と思って。すごく楽しかったですね」(磯村さん)、「本当に愛されていた作品に自分はかかわらせてもらっていたんだなと実感する時間でした。最終回イベントに参加させていただいて、すごく楽しかったです」(佐久間さん)と、幸せな時間を過ごせた様子。
さらに、続編などへの期待や希望を聞かれると、有村さんは「いままで何気ない日常を描いていたからこそ、お話の続きがなんとでも、岡田さんの力をお借りして作れるんじゃないかなと思います。チャンスがあれば」と意欲をみせた。