大通りを一本入った雑居ビル。少しどきどきしながら細長い階段を上がると、そこには、白をベースにした清潔感あふれる空間がありました。 現代の名工、横田シェフ監修の出来立てスイーツがいただけるデザートラウンジ「リールギンザ」。駅近の隠れ家から、旬の食材をふんだんに盛り込んだ秋の新メニューをご紹介します。
スプーンひとすくいの感動を求めて

お皿に盛られた作りたてのデザートって、それだけで気分が上がります。「東銀座駅」からすぐの「リールギンザ」は、そんな一皿を心ゆくまで楽しめるデザートラウンジ。監修する「菓子工房オークウッド」横田秀夫シェフは、これまでにパークハイアット東京のエグゼクティブペストリーシェフを務め、ミキモトラウンジをプロデュース。業界最年少で「現代の名工」を受賞した凄腕シェフです。
とっておきの空間で、珠玉のスイーツを。旬とともに変わりゆくメニューは、何度も通って全部試したくなることまちがいなしです!
秋のおすすめメニューをご紹介!

まずは、旬の和栗を楽しむ、「グラノーラアイスモンブラン」。主役のマロンクリームには、茨城産の和栗を使用。むきたての甘栗をそのまま頬張ったような、栗そのものの旨味がほろりと広がります。
ベースのバニラアイスには、卵黄がたっぷり。そのきれいなクリーム色の中には、惜しげもなく使われているバニラビーンズのつぶつぶが! すくった瞬間、思わず頬がゆるみます。リッチな仕上がりながら、食感はすっきりしているため、力強いマロンクリームとのバランスが抜群です。
また、グラノーラには木の実やフルーツなどがふんだんに使われており、食べるたびに違う味わいと食感が楽しめます。かぼちゃの種はポリポリとしたリズム感。オレンジピールは時おり爽やかに香りたち、味わいに華を添えます。
とろっとゆるめのクリームはミルクの風味たっぷりで、それぞれの素材と一体になって、素晴らしいモンブランとしての味わいを生み出しています。

続いてご紹介するのは、食べて驚く、「フォンダンショコラ<和>」。これまでにも季節の食材を使って話題を呼んだ、横田シェフのフォンダンショコラ。登場したばかりの新作は、なんと和がテーマです。
ひと目見ただけでは、ふつうのフォンダンショコラ。しかし、とろりと流れ出るガナッシュを口に含んでびっくり、ペーストにした黒胡麻をチョコレートと併せた、オリジナリティあふれる味わいです。ほうじ茶風味のアングレーズソースと相まって、深まる秋を感じさせる仕上がりになっています。
銀座の隠れ家で、甘い時間を楽しむ

デザートとともにいただくドリンクもお楽しみ。オリジナルコーヒーの他、厳選されたオーガニックティーは、席に並べられる茶葉のサンプルで、香りを試しながら選ぶ楽しみもあります。上質のデザートはもちろん、あたたかくて行き届いたサービスも、このお店の魅力です。
デザートセットだけではなく、15:00までのお得なランチや、夜は女子会にぴったりのパーティープランなども人気です。6名から個室も利用可能。銀座の隠れ家で、上質スイートなギャザリングはいかが?
場所は、東京メトロ日比谷線・都営地下鉄浅草線「銀座駅」A8出口より徒歩2分。お買い物の一休みにぴったりです。
文/井上 燁子
スポット情報
- スポット名
- リール ギンザ
- 住所
- 東京都中央区銀座3-10-14-2F
- 電話番号
- 03-6278-8270