オダギリジョーを探せ! 現地人になりきったメイキング写真入手『エルネスト』
キューバ革命の英雄エルネスト・チェ・ゲバラからファーストネームである”エルネスト”と名付けられ、行動を共にしたひとりの日系人、フレディ前村の物語を描く阪本順治監督最新作
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今回到着したメイキング写真は、物語終盤のボリビア戦の撮影中に撮られた現地の出演者との集合写真。「え、どこにオダギリジョーが!?」と思った方もいるかもしれない。実は、写真中央に髭を生やした人物、まさにこれがオダギリさんなのだ。
本作がクランクインし、最初に撮影したシーンがこのボリビアでの戦いだったそうで、オダギリさんはこのシーンの撮影のために体重を12kg減量、3、4か月かけて髪の毛と髭を伸ばし、そして爪を2か月間伸ばしっぱなしにしたという。また、このシーンの撮影後にキューバシーンの撮影に臨んだオダギリさんは、撮影中に12kg減量した体重を戻し、出演シーンは全編スペイン語ということで、半年間にわたってフレディの生まれ育ったボリビアのベニ州の方言のスペイン語を訓練し見事にマスターするなど、極限の役作りを行った。
阪本監督は、スペイン語でのオダギリさんの役作りについて「本人は言語を覚えることよりも、覚えたその先の心配をしていた」と語り、覚える不安よりも、どう感情を表現するかの心配をしていたと明かしている。
『エルネスト』は10月6日(金)よりTOHOシネマズ新宿ほか全国にて公開。
《シネマカフェ編集部》
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