ビル・スカルスガルドに監督「脱帽」 最恐の“IT”で子どもたちがトラウマに!?
スティーヴン・キング原作の最恐ホラー小説を映画化した『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』。本作で子どもたちを襲う“それ”役に抜擢された
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早くも全米ではホラー映画の金字塔『エクソシスト』を超え、史上No.1に。R指定ホラー映画史上最高の記録をたたき出している本作。子どもたちの恐怖“それ”を体現するのは、邪悪なピエロ“ペニーワイズ”。彼は子どもの恐怖を熟知し、子どもたちをむさぼる。
演じるのは、いま最も注目を集めるイケメン俳優ビル・スカルスガルドだ。父親は『ドラゴン・タトゥーの女』や『アベンジャーズ』シリーズの大御所俳優ステラン・スカルスガルド。長兄は『ターザン:REBORN』「トゥルーブラッド」のアレキサンダー、次兄グスタフも俳優で、妹はモデルを務めるなど、北欧の芸能一家として知られる。
ビルは、恋するアスペルガー症候群の青年を好演した『シンプル・シモン』でスウェーデンの映画賞ゴールデン・ビートルにて主演男優賞にノミネートされたことで注目を集め、ホラードラマ「ヘムロック・グローヴ」では兄アレキサンダー同様、美形ヴァンパイアに。いまや、映画とTVの両分野においてハリウッドで最も期待される若手俳優の1人となった。そして本作では、中世的なマスクと191cmもの長身を生かし、人間離れした最恐のペニーワイズを怪演、子どもたちを恐怖のどん底に陥れる!
ペニーワイズといえば、本作で最も重要なキャラクターのため、広範囲なオーディションが行われたというが、監督のアンディ・ムスキエティは「僕はまず、オーディションでのビルの演技に魅了されたんだ。ビルの表情には狂気が宿り、その仕草さからは完全に不穏なものがにじみ出ていた。この役には肉体的に消耗させられる点もあったが、ビルに脱帽だよ。彼のエネルギーはつねに全開だった」と、彼の演技力を絶賛。
また、「初期段階からペニーワイズは外斜視を考えていた。彼には片方の目が別の方向に向いている、特殊なルックスを持たせたかった。それをビルに話したら、彼は『それならできるよ』と言ってその場で見せたんだ!」と、芸達者な彼にさらに驚いたことを明かす。
そんなビルは、ペニーワイズを演じるにあたり「僕は子どものころから原作とペニーワイズというキャラクターには慣れ親しんできた。僕が思うに、彼が子どもたちを手に入れるには、子どもたちに自分たちが見ているものを信じさせ、怖がらせる必要がある。恐怖が肉体をよりおいしくするからだ。僕としては、子どものころはもちろん、いまでさえ、それはいちばん恐ろしいコンセプトだよ」と語っている。
「ルーザーズクラブ」のリーダー、ビル役のジェイデン・リーバハーは「この映画のせいで、僕はいま、道化師(ピエロ)を怖いと感じるようになった。なぜならビル・スカルガルドは、とても不気味なんだ」と、ビルのあまりにも恐ろしい熱演によってピエロがすっかり苦手になってしまった様子だ。
監督も子役からも大絶賛のビル演じるペニーワイズ。素の美形ぶりを忘れてしまうほど、不気味で鬼気迫りくる“それ”に期待していて。
『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』は11月3日(金・祝)より丸の内ピカデリー、新宿ピカデリーほか全国にて公開。
《シネマカフェ編集部》
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