■『キングス・オブ・サマー』(2017年劇場公開作品)

高校生のジョー(ニック・ロビンソン)と親友のパトリック(ガブリエル・バッソ)は、夏休み、ともに親への不満から家出を計画。2人は一風変わった少年ビアジオ(モイセス・アリアス)と一緒に、森に隠れ家を作る。しかし、そこにジョーが想いを寄せるクラスメイトのケリー(エリン・モリアーティ)がやってくると、少年たちの友情に亀裂が生じはじめ…。
『キングコング:髑髏島の巨神』で世界的に注目を集めたヴォート=ロバーツ監督による鮮烈な長編デビュー作。プレミア上映されたサンダンス映画祭で絶賛され、類稀なビジュアル・センスに日本でもライムスター宇多丸が早くから賞賛するなど、注目度はすでに高い。

主演を務めるのは、『ジュラシック・ワールド』『フィフス・ウェイブ』などで人気上昇中の若手俳優ニック・ロビンソン。『スタンド・バイ・ミー』を彷彿とさせる新時代の青春映画で、親への不満から家出を計画した少年たちのひと夏が瑞々しく描かれる。
■『ビーイング・チャーリー』(日本初公開)

また、もう1本は『スタンド・バイ・ミー』のロブ・ライナー監督が、息子の実体験を基に描き上げた家族の物語。息子ニック・ライナーも脚本で参加した。思春期の少年がドラッグ問題を通じて家族や友人などの関わりの大切さを感じるヒューマン青春ドラマ。主演は『キングス・オブ・サマー』同様、ニック・ロビンソン。同じ思春期の少年でも、全く違う表情と輝きを放つニックの魅力は要注目!
『キングス・オブ・サマー』『ビーイング・チャーリー』はオンライン上の映画館「デジタルスクリーン(TM)」にて上映中。