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ストーリー
アイルランド西部にある聖マラキ精神病院。取り壊しが決まり、転院する患者たちの再診のために病院を訪れた精神科医のスティーヴン・グリーン(エリック・バナ)は、赤ん坊殺しの罪で“精神障害犯罪者”として40年もの間収容されている老女ローズ・F・クリア(ヴァネッサ・レッドグレイヴ)を看ることになる。
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赤ん坊殺しの罪を否認し続け、自分の名を「ローズ・マクナリティ」と訴え続ける彼女の様子が、一般的な患者と異なることに気付いたグリーン医師は、ローズが大切にしている1冊の聖書の存在を知り、彼女の過去に興味を持ちはじめる。ローズは何十年にもわたって、聖書の中に秘かに日記を書き綴っていたのだ。そして、彼女は日記を辿りながら半世紀前の記憶を遡り、自分の人生を語り始める――。
アイルランドを舞台にした、ミステリアスなロマン劇
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本作は、アイルランドの人気作家セバスチャン・バリーがコスタ賞(英国の権威ある文学賞)を受賞した同名小説を、『マイ・レフトフット』『父の祈りを』のシェリダン監督が映画化。アイルランドを舞台に、激動の時代に翻弄されながらも、たった一つの愛を貫いた女性の生き様と、長きにわたり封印されてきた衝撃の真実が、現在と過去の時間軸を行き来しながら壮大なスケールで描かれるミステリアスな大河ロマンだ。また本作は、2017年アイルランド・アカデミー賞(The 2017 IFTA Film&DramaAwards)に「作品賞」ほか6部門ノミネートされ、うち「美術賞」と「オリジナル音楽賞」の2部門を受賞した。
主演は『キャロル』のルーニー・マーラ
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主演として若かりしローズ役を演じたのは、『ソーシャル・ネットワーク』『ドラゴン・タトゥーの女』や、『キャロル』では第68回カンヌ国際映画祭女優賞を受賞したルーニー・マーラ。もう一人の主演である老年のローズ役は、『ジュリエットからの手紙』『もうひとりのシェイクスピア』などに出演する、イギリスを代表する大女優ヴァネッサ・レッドグレイヴが演じている。
また、『ハルク』『ミュンヘン』のエリック・バナ、『ダイバージェント』『アンダーワールド』シリーズでお馴染みのテオ・ジェームズ、『シング・ストリート 未来へのうた』のジャック・レイナーらが脇を固めている。
『ローズの秘密の頁』は2018年2月3日(土)よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国にて公開。