終戦後の大阪で、囚われの身から解放されたアメリカ兵が歩み始めた極道としての人生。だがそこは、一度足を踏み入れたが最後、頭まで沈み込む危険な世界――。
本作は、『ヒトラーの忘れもの』で第89回アカデミー賞外国語映画賞ノミネートされたマルティン・サンフィリート監督作品。1954年、第二次世界大戦後の混沌とした日本を舞台に、裏社会の男たちの生き様を描いた犯罪アクション大作だ。
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キャストには、アメリカ人兵士のニック・ローウェルをジャレッドが演じるほか、日本で行き場のないニックに仕事を与える清役を、『バトルシップ』『沈黙-サイレンス-』『マイティ・ソー』シリーズなど海外作品にも多数出演する浅野忠信。清と兄弟分のオロチ役を、『Darc』でハリウッドデビューを果たした椎名桔平。そして、清の妹でヒロインの美由役を、本作でハリウッド映画本格進出を果たし、『デッドプール2』(仮)への出演も決定している忽那汐里。そのほか、大森南朋、田中泯らが迫真の演技を見せる。
ニックが収容されていた刑務所で清の命を救ったことから、出所後も固い絆で結ばれていく2人。公開された予告編では、清が日本で行き場のない彼に、「お前にしかできない仕事だ」と言い、清が所属する大阪の白松組と、神戸の新興勢力がしのぎを削る工場の一室で、同じアメリカ人の脳天にタイプライターを直撃垂直落下する様子が映し出される。
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また、突然現れたニックの存在を疎ましく思うオロチは、日本刀をちらつかせながら「お前などヤクザじゃない。所詮は外人、よそ者(アウトサイダー)だ」と憎しみを込めて言い放つシーン。さらに、美由とニックのドライブシーンやベッドシーンが登場する中、清からは「ヤクザに愛なんて許されない」と釘を刺されてしまうが、2人の関係はどんどんと深まっていく。印象的なセリフが多く散りばめられている本映像。ラスト、“異邦人”ニックの瞳に映る未来とは――?
Netflixオリジナル映画『アウトサイダー』は3月9日(金)よりNetflixにて全世界同時配信。