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入野自由、「『一度ミスをしたら終わる』くらいの緊張感」
本作で数々の主演男優賞にノミネートされ、ハリウッドでいま最も注目を集めるティモシー・シャラメ演じるエリオ役を務めるのは、「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」の宿海仁太役や、「おそ松さん」トド松役、先日新アニメ「深夜!天才バカボン」においてバカボン役での出演も発表された入野自由。17歳のエリオを瑞々しく、そして繊細な心の揺れや痛みを切なく見事に表現している。
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「トレーラーを見た時点で、グッと引き込まれるような世界観だったので」と今回出演を決めた理由を明かした入野さん。収録をふり返り、「『一度ミスをしたら終わる』くらいの緊張感をもっていました。集中を切らすことなく、津田さんと一緒に空気を作っているというこのアフレコの現場は、貴重で不思議でなかなか経験することのできない空間でした」とコメント。また、「余白がものすごくたくさんある作品なので、そこを是非楽しんでいただきたいと思います」と見どころも語っている。
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津田健次郎、「とにかく自由くんと2人で、丁寧に」
そして、アーミー・ハマー演じる24歳の大学院生オリヴァー役には、『スター・ウォーズ』のカイロ・レンや『ブラックパンサー』のキルモンガーなど、ここ最近の人気作でヴィランの日本語吹き替えを歴任する津田健次郎。今作では、現実と向き合いながらも、それでも無垢なものに惹かれ心が揺れ動くオリヴァーを演じる。
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津田さんは、「とにかく自由くんと2人で、丁寧にできたらと思い挑みました。細かいディテールを積み重ねて空気を作っていくというのが好きなので、自由くんの出してくれるものだとか僕の出すものだとか、そういうものが細かく溢れていくといいなと思いました」と話し、「タイトルにもなっているセリフを僕が言うのですが、これは色々な解釈ができる言葉で、自分を相手に投影したり、相手と自分を同化させたり、このセリフを聞いた皆さんが、『どういうことなんだろう!?』と感じてくれるのではないかと思います。 是非観に来てください」とメッセージを寄せている。
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なお、吹き替え上映は一部劇場にて。上映劇場に関しては後日、公式Webサイトにて確認して欲しい。
『君の名前で僕を呼んで』は4月27日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。