【MOVIEブログ】2018カンヌ映画祭 Day9
16日、水曜日。昨夜は3時就寝だったのにも関わらず、6時半にセットしたアラーム時計が鳴る前に目が覚める。やっぱりカンヌ中の気の張り方は異常なのかもな…。以下、今日は箇条書きの短めブログ!
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8時半からコンペでデヴィッド・ロバート・ミッチェル監督新作『Under The Silver Lake』(写真)。冒頭からビジュアルと音響と雰囲気と、全てが完璧にマッチして不穏な空気を醸し出し、これはすごい! という予感を抱かせる。しかし、途中から失速してしまう…。色々と盛り込み過ぎて、伏線が回収しきれなかった? これは残念…。
11時から「ある視点」の『Sofia』。未婚の出産が違法な土地で、若い女性が子を産み、社会と折り合いを付けなければいけない物語。序盤はあまり新鮮味が無いと思ったけれど、少し待つと意外な展開が待っていて、良い脚本。
13時過ぎから「ある視点」部門のイタリア映画『Euphoria』。色気ムンムンのリカルド・スカルマチョと、枯れた味が絶妙なヴァレリオ・マスタンドレアの二人演技を見ているだけで楽しい。
16時に1件ミーティング。カンヌ最後のミーティング。
17時半から「監督週間」のフランス映画『AMIN』。パリに出稼ぎに来ているセネガル人の男性が真面目に働いて家族に仕送りをするが、フランス人女性と良い仲になってしまい、事態がややこしくなってくる物語。フランス人女性を演じるのはエマニュエル・ドゥヴォス。
19時にマーケット主催のパーティーに30分だけ滞在し、20時からドイツの有力映画会社とディナー。そこでワインを頂いたら、睡眠不足がたたり、とても眠くなってしまった!
ということで、ホテルに戻ったのが0時。とても手抜きの箇条書きブログを書いて、今日は早々に寝ます!
《矢田部吉彦》
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