■あらすじ
零下40度、時速250キロにもなるブリザードが吹き荒れる南極で暮らす皇帝ペンギンは、天敵を避けるため繁殖期には海から100キロメートルも内陸のオアモック(氷丘のオアシス)へ行進する。そして、“世界でもっとも過酷な子育てをする鳥”として知られるオスは、真冬の2ヶ月間、卵を両足の上に乗せたまま温め続ける…。
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本作では、ぽってりした体をゆさゆさ揺らして歩く大人の皇帝ペンギンと、まだ子どもの羽毛に覆われている若いペンギンたちの初めての旅に密着。厳しい自然の中で一生懸命に生きる彼らの姿と親子の絆を感動的に描き出し、ときにハラハラドキドキさせられながら、かわいいだけではない彼らの真の姿と、南極の絶景を迫力の映像で紹介する。
撮影には、最新鋭のデジタル4Kカメラとドローンを導入。寒さと水から体を守る滑らかな羽毛や、空の青さそのままが反射する氷山など美しい自然の映像がクリアに映し出されている。また、水温マイナス1.8度の中、南極海では史上初となる水深70mの水中撮影に挑んだ。透き通る南極海を飛ぶように狩りをする皇帝ペンギンの雄姿と、氷海下に生息する多様な生物の撮影にも成功している。
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初解禁された場面写真は、親ペンギンの足元で、小首をかしげて親を見上げるヒナなど全部で6点。ヒナのフワフワの羽毛と飛行帽をかぶったような、とびきりキュートな姿は愛くるしさにあふれており、親ペンギンと触れ合う姿には思わず目を細めてしまうに違いない。また、黒いえん尾服姿で白い氷原をゆさゆさと歩く、成長した皇帝ペンギンのりりしい姿もまばゆいばかり。氷原の上で群をなす彼らの壮観な図や、水中に飛び込む雄姿、南極の自然を目の当たりにできる美しい場面となっている。
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『皇帝ペンギン ただいま』は、8月25日(土)より全国にて公開。