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榮倉奈々、ドラマ「この世界の片隅に」で重要な橋渡し役に

こうの史代の漫画を岡田惠和が脚本を手掛けドラマ化する「この世界の片隅に」。松本穂香、松坂桃李らの出演が発表され話題となっている本作だが、この度、新たに榮倉奈々と古舘佑太郎の出演が明らかになった。

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「この世界の片隅に」(C)TBS
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累計130万部を突破したこうの史代の漫画を、連続テレビ小説「ちゅらさん」「ひよっこ」の岡田惠和が脚本を手掛けドラマ化する「この世界の片隅に」。松本穂香、松坂桃李らの出演が発表され話題となっている本作だが、この度、新たに榮倉奈々と古舘佑太郎の出演が明らかになった。

太平洋戦争の最中、広島県の江波から呉に嫁いだヒロイン・北條すずが、嫁ぎ先の北條家で夫・周作らとともに暮らすかけがえのない日常を丹念に描いていく本作。また、戦後70年が過ぎ、現代の日本人にも“遠い昔のこと”になりつつある戦争。しかし、当時の人々が戦時下でも感じていた喜びや悩み、幸せはいまの時代にも通じるもの。このドラマを「時代劇」ではなく「現代劇」とするために、2018年の現代で悩み、喜び、生きる人々もドラマオリジナルで描いていく。

すでに出演者には、すず役にオーディションで勝ち取った松本さん、その夫・周作役を松坂さん。ほかにも、村上虹郎、二階堂ふみ、尾野真千子、田口トモロヲ、仙道敦子、伊藤蘭、宮本信子ら豪華な顔ぶれが勢揃い。

/「この世界の片隅に」キャスト発表取材会
そんな中、今回新たに73年前の広島と視聴者を結び、このドラマと視聴者を繋ぐ重要な橋渡し役となる2人の出演者が決定。

■榮倉奈々、ドラマオリジナルで描かれる現代の女性に


主演映画『家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。』が公開中、TBSの連続ドラマにレギュラー出演するのは、約2年ぶりとなる榮倉奈々が演じるのは、2018年夏に東京から呉市の古民家を訪れる近江佳代。ある理由からここにやってきた佳代は、「北條」と表札のある古民家へ。彼女は73年前の広島とどんな関係があるのか…?

『家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。』in第10回沖縄国際映画祭 (C)2017「家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。」製作委員会
脚本を読み、色々な感情が起こったという榮倉さんは、「中でも浄化されたような気分になったことがとても印象的でした。不便な時代ではあったと思うのですが、その中で生きている人たちがみんな伸び伸びしていて…環境も時代も違ったとしても、そういう心を忘れたくないなと思いました」とコメント。また演じる役柄については、「普遍的な役だと考えています。こういう時代設定のある作品は、遠い昔の話で自分には関係ないような気になってしまうことがあると思います。佳代さんが橋渡しの役割をして現代と“つながっている”ということを視聴者の方と一緒に感じながら作っていけたらいいなと思っています」と語っている。

■恋人役には古舘佑太郎「普通代表の男の子で最後までいきたい」


また、佳代の恋人で彼女と共に呉を訪れる江口浩輔を演じるのは、フリーアナウンサーの古舘伊知郎を父に持ち、音楽活動をしながら、連続テレビ小説「ひよっこ」に出演するなど、俳優としても活動する古舘佑太郎。呉には個人的に訪れていたという古舘さんは、「海と山に挟まれているこの街の環境がすごく心地がいいなと思っていました。変わらない部分と変わっていった部分が交差しているこの街の魅力にすでにもう影響を受けていて、撮影の前は緊張していたんですけど、始まった瞬間からリラックスしてやることができました」と撮影地の環境がいい影響をもたらしている様子。

また役については「この作品の中で一番、広島や呉、戦争というものからかけ離れている存在です。佳代ちゃんがいなかったらこの呉には来てないだろうし、テレビの前で見てくれている方に一番近い存在なのかなと」と分析し、「ですから、普通代表の男の子で最後までいきたいなと思っています」と意気込みを語っている。

日曜劇場「この世界の片隅に」は7月15日より毎週日曜日21時~TBSにて放送。※初回25分拡大スペシャル

《シネマカフェ編集部》

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