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自由と権利を求めた伝説のドラァグクイーン再結集!『ディヴァイン・ディーバ』予告

ドラァグクイーンカルチャー黎明期を支えた人々を追ったドキュメンタリー『ディヴァイン・ディーバ』が、9月1日(土)より公開。この度、伝説のドラァグクイーンたちのステージや舞台裏をとらえた予告編とポスタービジュアルが到着した。

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『ディヴァイン・ディーバ』ポスター (C)UPSIDE DISTRIBUTION, IMP. BLUEMIND, 2017
『ディヴァイン・ディーバ』ポスター (C)UPSIDE DISTRIBUTION, IMP. BLUEMIND, 2017 全 2 枚
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1960年代のブラジルで、ドラァグクイーンカルチャー黎明期を支えた人々を追ったドキュメンタリー『ディヴァイン・ディーバ』が、9月1日(土)より公開される。この度、伝説のドラァグクイーンたちのステージや舞台裏をとらえた予告編とポスタービジュアルがいち早くシネマカフェに到着した。

■あらすじ


1960年代のブラジル。軍事独裁政権下の厳しい時代。彼らは性的マイノリティとして、女性装をして芸能の才を披露することで、自分らしく生きることを選んだ。かつて、そんなレジェンドたちが歌い、踊っていた拠点リオ・デ・ジャネイロのヒヴァル・シアターの創立70周年を記念し、この劇場から巣立ったレジェンドたちが再び一堂に会した「ディヴァイン・ディーバス・スペクタクル」が開催される。

2014年に行われたレジェンドたちのデビュー50周年祝賀イベントのプレミアでは、長い間、舞台の仕事から遠ざかっていたメンバーたちが、文句タラタラ、四苦八苦しながら演目に挑む姿をとらえつつ、60年代のシーンをふり返っていく――。

『ディヴァイン・ディーバ』 (C)UPSIDE DISTRIBUTION, IMP. BLUEMIND, 2017
1960年代にリオ・デ・ジャネイロのヒヴァル・シアターで活躍した、ドラァグクイーンの“第一世代”8人が、デビュー50周年を記念したライブに再結集。カメラは高齢になったディーバたちが、四苦八苦しながら演目に挑む姿をとらえつつ、当時の貴重な歴史映像や写真も織り込み、ブラジルのサブカルチャーを紐解く史料的な価値も有している。軍事独裁政権と戦い、表現の自由を勝ち取ってきたレジェンドたちから飛び出す言葉は、ときに辛辣で、ときにユーモアたっぷりだ。

■「それでも自分たちの生き方を投げ出さなかった」レジェンドたち


この度、公開された予告編では、当時のブラジルで活躍した伝説のドラァグクイーン8人の公私にわたる姿が描かれている。かつての活動拠点であった劇場の70周年を記念したショーに出演するため、久しぶりに皆で集合し、ショーの稽古を行う様子や、ゴージャスなドラァグクイーンの姿へと変貌する舞台裏の様子、歌とダンスで観客を盛り上げるショー本番の映像などが映されている。

また、当時をふり返ったインタビュー映像も盛り込まれ、「最低の政策の時代だった」「劇場も検閲が必要だった」「それでも自分たちの生き方を投げ出さなかった」と、ドラァグクイーンカルチャーが広まる前の困難な時代に、決して信念を曲げずに社会と闘ったレジェンドたちの力強い言葉が胸に響く。自由と権利を求めて花開いたレジェンドたちが、時を経て再び演じる華やかで力強い最高のショーに魅了される予告編だ。


■ブラジル発“ドラァグクイーン版”『ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ』


同時に公開されたポスタービジュアルは、伝説のディーバたちが舞台に立つ堂々とした後ろ姿が舞台後方からとらえられ、当劇場オーナーの孫娘であるレアンドラ・レアル監督が、子どものころ舞台袖から彼女たちの姿を観ていた、という光景を思い起こさせる。ポスター上部にはアイラインやつけまつげを施す姿が、下部にはディーバたちの全盛期のドラァグクイーン姿が散りばめられ、金色を基調としたゴージャスな雰囲気のビジュアルとなっている。

『ディヴァイン・ディーバ』ポスター (C)UPSIDE DISTRIBUTION, IMP. BLUEMIND, 2017
『ディヴァイン・ディーバ』は9月1日(土)よりヒューマントラストシネマ渋谷、シネマー
ト新宿ほか全国にて順次公開。

《シネマカフェ編集部》

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