■人気漫画を異例の速さで実写ドラマ化
原作は、「週刊ヤングジャンプ」(集英社)で今年1月より連載スタートさせたばかりの漫画。本作は、最も身近な犯罪である窃盗犯を捜査する“警視庁捜査三課”を舞台に、新米刑事・斑目勉(まだらめつとむ)が、伝説の大泥棒・煙鴉(けむりがらす)と禁断のコンビを組んで様々な難事件に挑み、成長していく新感覚刑事ドラマだ。

■「捜査三課」…通称“ドロ刑”とは?
空き巣や万引き、ひったくりなど、窃盗事件を専門に捜査する「捜査三課」。殺人や誘拐を扱う「捜査一課」に比べて、テレビドラマではあまり扱われないが、窃盗は刑事事件の7割以上を占め、最も発生件数が多く、我々にとって最も身近な犯罪。三課の刑事は通称「泥棒刑事」、略して「ドロ刑」と呼ばれ、「泥棒を捕まえる刑事」であり、「ドロドロになりながら捜査する刑事」の意味もある。
タイトル「ドロ刑」は、この盗犯捜査をする刑事を示す警察内の隠語と、子供の遊び「ドロケイ」をかけたもの。
■刑事×泥棒の禁断のコンビから目が離せない!
正義の味方である刑事と悪党の泥棒が、禁断の相棒捜査で事件を解決していくという本作。そんな刑事・斑目勉を演じるのは、刑事役初挑戦、ゴールデン・プライム帯の連続ドラマは初主演となる中島健人。「皆様の心、毎週捕まえます!!」とまず力強い意気込みを語った中島さんは、「小さい頃から遊びのドロケイが好きで、逃げることより追うことに徹していた自分は、大人になったらいつか犯人を追う刑事ドラマに出るのが夢になっていました。だから、今回、刑事を演じるチャンスを頂き、とてもとても嬉しいです」と念願の刑事役だったとコメント。「斑目を通し、今を生きる現代人の悩みや葛藤を伝えていきたいですし、毎週皆様の心に寄り添い、気持ちを奮起させ、笑顔で明日も頑張ろうと思えるドラマになればいいなと思っております」と語っている。
また、相棒となる伝説の大泥棒・煙鴉を演じるのは、名バイプレイヤーの遠藤憲一。“大泥棒”という役柄を聞いただけでやりたいと思ったと言う遠藤さんは、「ただの泥棒ではなく刑事と組んで事件を解決していく泥棒なんて長い役者生活でも初めての役です」と語り、「視聴者のみなさんには今まで見たこともないバディものをお届けします! ぜひ応援して下さい!」とコメント。
コンビを組む2人はお互いについて、「今回は遠藤さん演じる希代の大泥棒・煙鴉とバディを組みながらも、その煙鴉を捕まえようとする役ですが、現場ではたくさんのことを遠藤さんから盗みたいと思います!」(中島さん)、「中島健人くんとは9年前に共演し、まだ少年ながら難しい役を見事に演じていました。その時は医師と患者という間がらでしたが、今度は刑事と泥棒、しかもバディ。大人になった中島くんと再び共演できることが楽しみでなりません」(遠藤さん)とお互い共演が待ち遠しいようだ。
「ドロ刑-警視庁捜査三課-」は10月より毎週土曜日22時~日本テレビ系にて放送予定。