■あらすじ
1992年、ロサンゼルス・サウスセントラルで、家族と暮らせない子どもたちを育てるミリー(ハル・ベリー)。貧しいけれども、ミリーの愛情は光に溢れ、誰もが居場所を見つけていた。そして、そんな騒々しいミリーたち家族に文句をつけながらも、隣人のオビー(ダニエル・クレイグ)は実は彼らを見守っている。しかし、黒人が犠牲になった事件に対する不当な判決が出たことにより暴動が始まり、ささやかに暮らしていたはずの彼らの生活に変化が訪れる…。
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■ある家族×ロサンゼルス暴動を描く
1992年に起き、世界に衝撃を与えた大事件“ロサンゼルス暴動”を背景に、貧しいながらも愛に溢れる日々をおくる血のつながらない家族をみずみずしい視点で描いた本作。この度解禁された特報では、優しく子どもたちに声をかけるミリーや、涙を浮かべる子どもを前に不慣れながらも必死に励まそうとするオビーのあたたかい家族の姿が映し出される。
その姿から一転、鉄バットで標識を破壊する男が現れ、サイレン、銃声が響き渡る。一体、この街で何が起ころうとしているのか。暗雲立ち込める中に「ただ、一緒にいられれば、それだけでよかったのに――」という言葉と何かを必死に追い求めるミリーの姿が映る。
■ミリーとオビーの表情が物語るものは…
さらにティザービジュアルは、「何よりも大切な家族。私の太陽。」という言葉とともに、子どもたちを抱きしめ、満面の笑顔を見せるミリーの姿が目を引く。対照的に呆然とひとり何かを見つめるオビー、彼の目線の先には、1992年のサウスセントラルの現実があるのかもしれない。
『マイ・サンシャイン』は12月5日(土)よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館、シネクイントほか全国にて公開。